七里、見沼
今日のふれあいウォーキングは「早春の七里・見沼をたずねる」。
生憎の寒空で参加者は24名。
それでもよくこれだけ集まったものだ。
東武野田線の七里駅に下車。
ひと昔の目立たない駅舎である。
まずは七里総合公園に向かう。
風が冷たい。
今日の私はキャップの上からニット帽を被る防寒体制。
先日大磯浅間山に行った時にS木さんのスタイルでヒントを得た。
西福寺に行く。
山号を松崎山と言う。
これはショウキザンと読む。
これはなんだ?
道沿いにこんなものを見た。
根を布でぐるりと巻いた樹木である。
出番待ちでごろりごろりと寝ころんでいる。
大宮聖苑で小休止。
立派な斎場である。
今は冬枯れ、春から夏にかけてこの景色も一変するだろう。
旧板東家・見沼くらしっく館。
古民家である。
この造りは庄屋さんか?
7段飾りのお雛様が飾られていた。
スケジュールではここで昼食。
でも寒いなあ。
リーダーが説明してくれている女性に家屋の中で食事していいか訊いた。
するとまさかのOK。
それに全員に座布団も出してくれた。
これには感激!
今日のママ弁当はこれだ。
今にも雪が降って来そうな外で食べたら旨さが半減しただろう。
再び感謝。
古民家の庭に咲いていたこの花はロウバイ?
誰かが「これはサンシュウよ」と言う。
庭のサンシュウの木に〜という民謡があるじゃないとも。
家に帰り調べたらサンシュウじゃなくマンサクだった。
見沼自然公園沼にカモの一群がいた。
ゆったりと羽を休めている。
さぎ山記念公園でトイレ休憩。
そして加田屋川ぞいを歩く。
桜並木がずーっと続く。
春にもう一度ここを歩きたいなあ。
総持院。
珍しく山門に鐘楼がある。
鐘を突き棒が綱で縛ってあり下のところに結わいてあった。
つまりこの上に登らないで鐘を突くことが出来る。
この綱を引いて鐘を突きたい、グォーンという音を聞きたいという衝動にかられた。
次に訪れた寺は国昌寺。
山門にでーんと菊の御紋。
靖国神社のようだ。
この門は開かずの門らしい。
欄間には左甚五郎の作と言われる龍が彫ってあった。
そんな文化財をここで見られるなんて。
観光客は我々だけ。
この辺りで空から細かい雪が降って来た。
とうとう来たか!
でもちっとも気にならない。
バス停「南部領辻」で東川口行きの国際観光バスを待つ。
時刻表を見たらまだ26分もある。
S田さんが「小さい頃福岡で牡蠣をリヤカーで売りに来たのよ、牡蠣ボーはいらかねと言いながら、これがまた旨いのよ」と話す。
それを聞いたF田リーダーが「早く越谷に帰ってU蔵で牡蠣が食べたいなあ」と叫ぶ。
私も同感!
定刻から10分遅れでバスが来た。
バスには女子中学生が4人。
どやどやと老老男女が乗り込んだらびっくり顔。
東川口に着くとバスの運転手さんに「このバスは何人乗れるんですか?」と聞く。
「70人は乗れます」と教えてくれた。
そのあとS沢さんに「70人乗れるらしいよ、じゃあ私の勝ちだね」と報告。
バス停で待っている時、バスに乗れる人数についてS沢さんと予想しあったのだ。
南越谷には3時10分に着いた。
この時間じゃいつもの「U蔵」はオープンしていない。
そこで反省会の場所を高架下の「I源」にした。