鷲神社で二の酉、浅草寺まで歩く



我々夫婦が寝たあとまたムックが階下に降りて玄関にいたらしい。息子が深夜に散歩したとのこと。変な癖がついたようだ。


いつもの朝食。


ママはレクのフェスタで9時過ぎにお出かけ。



登戸神社の本堂の扉が開いている。
車や自転車がとまっていて本堂の中で人がせわしく動いている。
年末にそなえて掃除かな?


新越谷駅から日比谷線に乗る。


入谷駅で下車。
入谷金美館通りに江戸時代のような古い家屋。
酒屋のようだ。
この通りは懐かしい。


20年ほど前に友人が脱サラしてこのあたりで居酒屋をオープンした。

国際通りすぐ近くの「招福」という店だ。
何回も通ったなあ。
お酉さまの時は店前でモツ煮込みや焼き鳥を売っていた。
私もお手伝い。


その友人は数年後に亡くなった。
とても残念である。




祝日とあってすごい人だ。
鷲神社の正面入口からはとても入れない。
通行人として前を通っただけ。


わき道から屋台通りに入る。


熊手が売れると景気のいいシャンシャンシャンが始まる。


やっと拝殿前に立つ。
でも正規の行列じゃない。
お賽銭箱までは行けません。
とりあえずカメラ。



横断幕に「幸せ掻っ込むおとりさま」。
この言葉は「幸せを熊手で有無を言わさず掻き込んじゃう」という強い意味を感じる。



淺草方面へと歩く。
ここから浅草寺まで行くのははじめて。
屋台が続く。


千束通りを行くと前のオジイちゃんが転んだ。
「大丈夫ですか?」と声をかけるとゆっくり立ち上がった。「だいじょーぶです」と答えたが杖を忘れていたので手渡した。
他人に親切にしておくといつか自分に返ってくるかな?
将来の見返りを期待する親切は..不純?



見覚えのあるひさご通りが見えた。

江戸下町伝統工芸館に入る。

二階の展示コーナー。
TV和風総本家の職人さんの姿が浮かぶ。

奥の鏡台に小さく私の姿が映っている。


花やしき
奥のタワーから若い女性の悲鳴が聞こえてきた。

浅草寺五重塔(右)は工事中で姿を伺うことができない。

浅草寺本堂。


広場に新聞紙が舞っている。
印刷してある文字は中国語だった。



ニュー浅草へ。

日替わり定食にした。
マーボー豆腐にハムカツ。
瓶ビールは大瓶。

意外と空いていた。
TVが見える隅は特等席。

吾妻橋たもとのベストスポットで写真を撮る。

ハーモニカオジサンがいた。
演奏していたのは「二人は若い」。オジサンの後ろに予備のハーモニカが3台もおいてあった。さすがプロ。





ママとムックの夕方の散歩。
土手上を走る武蔵野線の明かりが暖かそうに見える。



すぐに暗くなる。
晩秋である。
天気予報では明日は雪らしい。