ナツズイセン




5時過ぎ、朝の散歩に出るとアルトちゃんと会う。
優しい顔。

武蔵野線の土手に朝日が昇る。
今日も暑くなりそうだ。



歩きながら携帯ラジオで文化放送を聞く。
朝の小鳥から始まって禅の心曹洞宗、世の光いきいきタイム(牧師さんの言葉)、法然さまの時間、と宗教関係の番組が続く。
全ての宗教を受け入れる寛容な日本という国。


ぐるっと回ってバス停まで来ると簡易ベンチが立ちあがっている。誰かがいたず
ら?



私の毎朝のルーティンワークはムックの散歩、その後は庭の見回りと植物への水やり、そしてパソコンを立ち上げて昨日のブログの見直し。
ブラックインクが切れた。
ストックしていたブラックインクをセット。
その時パチッとインクが飛び出した。
手が真黒。
ひざ掛けタオルも黒い斑点が出来た。



庭のプランターでトマトと唐辛子を収穫。
毎回書くが、家庭菜園を持っていろんな野菜を栽培している方から見ると私のようなプランター野菜はオママゴトだ。



朝食に昨日作って冷蔵庫で冷やしておいたキュウリのQちゃんを出す。
うーん..予想した味じゃない。
今後、もっと工夫するぞ!



ママと朝食をとりながら庭を眺める。
するとママが「あらゴーヤが黄色くなっているじゃないの!」と言う。
ゴーヤの葉っぱに隠れて密かに成長した果実があったのだ。
すでに熟れすぎ真っ黄色になっちゃった。



ママが庭のキンモクセイの木に絡んでいる蔦をカットした。
その後は私が雑草とり。
カマと手袋。
そして折り畳み椅子。



スーパーベルクへ行く。
昼食づくりは私の仕事。
材料を見て回る。
ウーロン茶やアクエリアスの6本入りが安い。
これを買う。



私の昼食はいつもと同じでトマトベースのスパゲッティ。
今日はアサリをたっぷり入れた。
この後は大皿に盛る。



ムックはおねだり上手である。



コミニティセンターの前を通ると「光化学スモッグ注意報発令中」の看板。
そういわれると目が痒い気がする。
今から半世紀前の東京を思い出す。



隣の看板は野上こうじ新曲発表会。
だれ?越谷出身の演歌歌手?



バリエ3階の旭屋書店に行く。
この年になると口から入れる食べ物のほかに目から入れる文字が必要だ。
ここんとこ本は全ては図書館で間に合わせている。
でも定期的に書店に顔を出すことは必要である。
レジに行列。
この光景を見て安心する。
日本の文字文化はまだすたれない。



夕方の散歩はママと谷古田。
蝉がジージーと鳴いている。
確かに私は爺爺だが..。



5時半すぎていたがまだ暑い。
ムックが舌をだらしなく出している。


用水の際にピンクの花。
茎からいきなり花。
ママが「この花、ちょっとヒガンバナみたいね」と言う。
この花の名前はナツズイセンヒガンバナ科


クリーニング屋を1年前に閉めたご夫婦がウォーキングしていた。二人ともサングラスを掛けていたので声を掛けられるまでわからなかった。



奥さんとママが長話。
ムックはじっと待っている。