古希のお祝い
陸橋下のチェリーセージ・ホットリップス。
可愛い唇に見える。
陸橋沿いの道路に背の高い赤紫のブーゲンビリア。
ママはバレーボールへ。
私は録画した映画を観る。
コーエン兄弟が制作した「バート・フインク」。
1991年にカンヌでパルムドール賞。
奇妙な映画だが「こりゃ面白い!」と言いながら観てしまった。
キャラクター的には映画会社のワンマン社長が好きだなあ。
昼に古希のお祝い会がある。
外に出ようとしたらカメラがない。
今日は軽いパナソニックDMCにしようと思った、そのカメラがないのだ。
家中を探す。
結局、本棚の上にあった。
着替えをしようとして2階にあがってポケットに入っていたカメラを本棚に置いたのだ。
緊張感がない毎日、そのため探し物が多いのだ。
コンビニでウコンの力を買って飲む。
アルコール前にこれを飲むと肝臓に負担がかからない、と信じている。
会場は木曽路。
昭和20年生まれが7人集まった。
個室前に7人の履物が並ぶ。
S藤さんが持ってきてくれた紫のちゃんちゃんこを着て写真を撮る。
一番に似合ったのはやっぱりK戸先生だった。
中国の詩人杜甫が「人生70年、古来まれなり」と詠ったことで古希と言うらしいが高齢社会の日本では70歳はマレじゃない。
まだ若手?
二次会は南越谷そばにあるカラオケ。
ここでもY口さんと私が生ビール。
カラオケの主役もK戸先生。
先生が歌うとY口さんが「腹式呼吸をしているお腹を触らせて!」とお腹をタッチ。
カラオケは2時間で終了。
家に帰って来たのは4時20分だった。
パピヨンとトイプーを連れた中年夫婦と会う。
旦那さんがムックを見て「おやおやムクムクだなあ」と笑う。
「はい、その通りで名前はムックです」と言うと「恐れ入りました」と返事。