まつぶし緑の丘..おだやかな日



朝起きて顔を洗い雨戸を開ける。
普通はこの時点でムックが2階から下りてくる。
今日は来ない。
ママが「ムックが変よ!」と言う。
ワンコハウスから出てこない。



目もうつろ。
こりゃおかしいぞ。
30分するとノロノロと動き出した。
朝食の時大好きなリンゴをあげても反応しない。
再び、こりゃおかしいぞ。


今日は私はJU会のウォーキング、ママは絵手紙教室に行く日である。
1時間するとやっと餌を食べ、動きも早くなった。
でも尾っぽは下がったまま。



私が先に出かける。
ママ、ムックの散歩お願い!




新越谷駅西口に集まったのは42名。
天気がいいから参加者は多い。




下りるのは新越谷駅から2つめの北越谷。
しかし隣の越谷で降りるメンバーがいた。
カズンさんとI田さんだった。
話に夢中になって勘違いしたそうだ。





逆川沿いを歩く。









キャンベル公園で休憩。







逆川緑の道をなおも行く。
川沿いのフェンスに竹竿の救命具が備え付けられていた。
春を待ちかねた釣り人が多い。











大吉調節池に到着。
野鳥の森を見学する組と調節池の周囲をぐるりと回る組に分かれる。
私はぐるり。

しかし我々20数名は地元のウォーキングする人たちと逆コースを歩いていた。
じゃまだよ!という声もあった。





土手下には春の野草。
ブルーのイヌノフグリと赤いホトケノザが咲き誇っている。











野鳥の森を見学した組と合流して古利根川堰へ。








大落古利根川の土手を歩く。
空にはヒバリ。
春がここまで。
植物や花の名前が分からない場合はA宮さんに訊く。








桜並木に電球をつけている人がいた。
もう花見の準備をしてるのだ。
堂面橋手前に恐竜のオブジェがあった。
恐竜をパンパンと叩く人が多い。





土手に咲く黄色いスイセン、菜の花そして春の使者ツクシ。














やっと最終目的地、まつぶし緑の丘公園に到着した。
おや珍しい人がいる。
H口さんだ。
足の調子が悪くて両手に杖。
みんなに会いたくて車でやってきたそうだ。
JU会では大先輩だ。





屋根のあるベンチで昼食。
私の真ん前には今日初めて参加したK沢さん(♀)がいた。
私のママ弁当を見て「あら、みなさんステキな弁当を持ってくるんですね、私はコンビニのオニギリですよ」とおっしゃる。
「いやいや私は妻に迷惑かけたくないのでコンビニのオニギリでもいいんですが..」と答えておく。





食後はこのまるい山を目指す。
調節池を掘った土を盛り上げて作った山。
しかし今は植樹中で進入禁止だった。
残念。









水辺ゾーンに立派なカメラを持ったオジサンたち。
E藤さんが「カワセミを撮っているんですか?」と訊いた。
するとオジサンが「いや野鳥なら何でもいいんだよ、カワセミはここでは見たことがないなあ」と答える。






水辺に気持ちがいい木道が続く。
白と黒のセキレイがいる。




トンボ池があった。
するとつい最近起きた殺人事件のことを思い出した。
トンボ博士と言われた有名な教授が研究を手伝ってくれた女子学生を絞殺した事件。
どんな高い教育を受けた人も男女の関係ではその教養はあてにならない、ということだ。
そばにいた女性陣も私と同じ意見だった。





集合写真を撮った後は解散。
2班に分かれてバスで帰る。
ミニバスなのでいっぺんに40名は乗れない。
まずは先発隊を見送る。
入口ステップで仁王立しているのはI山さんだ。
このあたりの路線バスはIBAKYU。
つまり茨城急行自動車である。







25分あとに我々11名が乗る。
せんげん台に着いたのは15時5分。







家に帰るとムックの様子を見る。
おお、いつものムックに戻った!
静かに散歩に連れて行く。
よかった、よかった。





反省会に合流。
参加者は15名。
久しぶりの多さである。
その中にはH口さんやウォーキングに参加しなかったIちゃんもいた。


そして今日初参加のN岸さん(66歳♂)もいた。
N岸さんは参加と同時に会員になった決断が早い人。
明るく接待が得意のA山さんが隣に座ってくれた。
N岸さん、長続きしてほしい。



やっぱり鍋。
これで3人前である。
このあと一人住まいのH口さんのために雑炊にした。






今日は二次会は欠席。
帰り道に国道沿いのまんがんどら焼きでどら焼きとみたらし団子を買う。







今日のママの作品。
暖かいおだやかな日であった。
変化のない日常がいかにありがたいか..。
ムックの異変で、そう感じた日であった。