鎌倉でくらくら




半蔵門線錦糸町まで。
ここで横須賀線総武線と乗り入れ)に乗り換え。
エスカレーターを上がると隣のレーンで老人が倒れた。
どーんと真後ろに。
後ろの女性は驚いただろう。


エスカレーターで写真を撮るときはカメラを下に向けるとチカンと間違えられるから注意しましょう。

新越谷から鎌倉まで1時間46分。
車中、ずーっとボイスレコーダーの歌を聴いていた。
新しい歌をほぼマスター。



東口に集まったのは私を入れて12名。
山歩き会のハイキングである。



若宮大路を人力車に乗った新郎新婦が走っている。
人力車の後ろに貼ってある寿の紙がヒラヒラ。







おめでたい人力車は鶴岡八幡の入口でとまる。
観光客がカメラを向ける。
K井リーダーも「おめでとう!」の声をかけた。
これだけ祝福されたら離婚できない。





鎌倉宮の鳥居前に紅梅が咲いている。





本堂にお参り。
大きな獅子頭が祀ってあった。
お正月の獅子舞を思い出した。










200円の拝観料を払い瑞泉寺の階段をのぼる。
本堂の前に梅林。
残念、まだ早かった。














境内に松陰吉田先生留跡と言う石碑があった。
瑞泉寺の住職が松陰の伯父で密航を企て失敗した直前にこの地を訪れたようだ。
石碑は徳富蘇峰(蘆花の兄)の筆による。
花燃ゆ...。









山門に「母の忌や其の日の如く春時雨」という句(富安風生)。
私が詠むと「母の忌や其の日の如く花吹雪」となる。
平成14年3月の母の葬式、桜吹雪を思い出す。








天園ハイキングコースを行く。
暫く行くと汗ばんできた。
手書きの看板に矢印があり「20m富士山」とあった。
右折すると素晴らしい富士山と今日ファーストコンタクト!




ここは見晴がいいように樹木をカットしてあった。





昼食は天園休憩所。
テーブル椅子があって見晴が最高!
左に大島、右に伊豆半島、そして眼下に広がるのは相模湾



休憩所は老夫婦が経営。
段ボールに入っていたのはペットのチョコラちゃん。





温かいトン汁の小(300円)をとる。
ママのオニギリ弁当を広げた。
いやあ寒い時に温かい汁物は最高である。





光る海を眺めながら..。







集合者写真を撮ろう。
休憩所のオバチャンに「12名が一緒に撮れる広い場所ない?」と聞くと「5分ほどしたらゴルフ場の横にありますよ」と教えてくれた。




そこで鎌倉カントリーの上で撮ることにした。
今日の幹事E藤さんが会の旗を持っていたら中年女性が「このカメさん可愛いわね」と話しかけてきた。
会の旗には緑のカメがデザインされているのだ。
「それにあなたの衣装にぴったりよ」と褒められた。
Eちゃんはグリーンの上着だった。
そこでこの女性にカメラのスイッチをお願いした。


このゴルフ場で働いている方だった。
ラッキーである。




このあとは天園コースで一番高い太平山へ。
と言っても159mの低山である。










見晴台。
今日のハイキング、この富士山が拝めただけで幸せである。









この下は建長寺の領地になる、だから300円の入場料を払わなくてはならない。
急階段をおりる。
足を踏み外したら病院で寝たきりになる。
鎖を必死につかんで用心して降りる。
鎖はピカピカだった。






建長寺の唐門。
こちらも金ぴかである。







登山靴をビニール袋に入れ手にもって龍王殿を見学。
ここは座禅をやる場所。
入口に「高談戯笑を禁ず」と張り紙。
この文字だけでピリッと引き締まる。





このあとは鶴岡八幡へ。
ふりだしに戻った。
台風で倒れた大いちょうの横に新しい木が伸びていた。




ここで解散。
メンバーから「お茶をしよう」と誘われたが「すみません、お土産を買うんで遠慮します」と断る。



行ったのは小町通り








鎌倉壱番屋で半ぬれせんべいを買う。







そのあとは豊島屋本店で鳩サブレどっさり買った。








仕上げは鎌倉駅大船軒の鯵の押し寿司を買う。
親切そうなおばちゃんが「今晩の12時までにお食べください」と言う。
はいはい、今日はまっすぐ帰りますよ。


家に帰り万歩計を見たら2万3千歩。
鎌倉でくらくらするくらいよく歩いた。