鋸山



谷古田でチロミーちゃん(チロ・ロミー)と会う。
このふたり、兄弟のように仲良し。






今日はママと房総の鋸山への旅。
南越谷駅に行くと事故で遅れている。
お隣のこしがやレイクタウン駅で乗客が電車とホームの間に落ちたようだ。
5,6分遅れでやってきた電車は満員。
やり過ごし次の電車に乗る。
これが正解、シルバーシートに座れた(シルバーだからいいか)。



西船橋経由で千葉へ。
これが時間がかかる。




内房線もボックス席に座れた。
連休の谷間を選んでよかった。
車窓の景色がかわる。
田植えが終わったばかりの田んぼの次は竹岡の手前あたりで東京湾が見えだした。



やっと目的地の浜金谷駅に到着したのは10時半。
家を出て約3時間。
やっぱり遠い。
車だったらどうだったろう?




ロープウエイまで15分ほど歩く。
駐車場には車で来た人たちが行列をつくっていた。
階段をあがると500円の乗車券を買う。
40人乗りのスイス製のゴンドラに乗る。















鋸山頂上329mの見晴らし台に立つ。
写真右隅に黒いものが見えるがトンビである。
絶景かな、絶景かな!







最高の気分である。
山の緑が若葉と青葉でモザイクになっている。
風がないので富士山が見えないのがちょびっと残念。








先ほど乗って来たゴンドラが見える。
たった4分の空中遊泳。









今度は急な昇り階段。
ふーふーと息があがる。






そして地獄のぞきの絶壁。
高いところは余り得意じゃない私は足がすくむ。
その点ママは平気である。













このあと入観料600円を払って日本寺に入る。
窓口で「帰りにロープウエイに乗るためにはまたここから出るんですか?」と訊いた。というのは他の出口もあるのを知っていたからだ。
今から9年前に山歩き会で来ている。
その時は保田方面に下った。


するとボウス頭のオジサンは無表情に「そうです」と答えた。
きっとこのお寺のお坊さんだな。



洞窟に彫られたおびただしい数の観音がある。
このあたりから果てしない下り階段が続く。
膝ががくがく。





やっと大仏広場に到着。
でっかい!
総高31m、日本一の大仏さまだ。
手に持っている茶碗が気になる。
原型は230年前に彫られたものだが、風触による崩壊で荒廃していたらしい。それを昭和44年復元したもの。




広場にあるベンチで昼食にする。
オニギリに海苔を巻いてパリパリ。
私はそっと隠し持って来た缶ビールを出す。
あら!とママ。




帰りは別ルートで西口管理所(無愛想な坊さんがいたところ)を目指す。
途中には不動滝などの見どころもある。




やっと山頂展望台までもどってきた。
海を眺めると横浜方面から金谷までフェリーがやってくる。
フェリーと言うとどうしても韓国の事故を連想してしまう。




帰りもロープウエィにお世話になる。
対向ゴンドラとすれ違う瞬間。
手を振っている。
よく見たらオヤジだった。


浜金谷駅には予定より早く着く。
早く帰ればムックが喜ぶ。
ラッキー、あと5分でやってくるぞ。
すると駅員が「それは休日の臨時列車です、次は1時間あとになります」と言う。
えっ、と言うことは1時間にたった1本!
天下の内房線がそんな寂しいダイヤなのか!



しょうがないブラブラ。
小野かまぼこ店でさつま揚げを買う。




かぢや旅館の水槽にタカアシガニがいた。
旅館のご主人が顔を出した。
「これは小さい方ですよ、先日TOKIOの山口くんが来たときは2m近いやつが獲れました」と教えてくれた。
と言うことはダッシュ村のロケだな。




小さな魚屋さんがあった。
ちょっとのぞくと水揚げされたばかりのキンメ。
買いたかったが車じゃないので無理だ。





東京湾フェリー金谷港へ。
レストランやみやげ物屋、浜焼きセンターなどがある。
ここでソフトクリームを食べる。




ホームから鋸山を望む。
さらば岩肌よ。




帰りもゆったりと座れた。
南越谷についたのが5時だった。






家に帰るとさっそくムックの散歩。
1歳くらいの可愛い女の子が寄って来た。
しかしムックは無視。
ごめんなさいね。







夕食は外食にしよう!
ママと正香園に行く。
二人でTVのよく観えるターンテーブルを独占。


食べた、そして飲んだ。

このブログは翌日の5/3に書いている。