ファンタジーな一日




10時にブルーベリーを入れたヨーグルト。
これを食べると目と腸にいい。
メチョウメチョいいのだ。





サンシティの前で中年男性と派手な化粧の若い女性が手を組んで歩いて来る。
この時間に同伴出勤?
関係ないことだが気になる。




ときょうスカイツリー線をスペーシアが通過。








神保町で下車。
古本屋街を歩く。





「書泉」に入り「この本の文庫本ないですか?」と訊く。
この本とは中央図書室で見つけた「人を殺すとはどういうことか 殺人犯の告白」である。
実録ものですっかり気にいった本だが図書館の本、手元に残そうと文庫本を買うことにした。
女性店員さんがパネルのキーを叩き5分で見つけてくれた。





このあと娘のマンションに顔を出す。
真っ赤なトミちゃんがいた(赤外線)。


先月終わりにタイからやってきたヨークくんもいた。
部屋に入ると私に向かって吠えるのだ。
娘が「帽子を脱いで..」と言う。
帽子・イコール怪しいヤツ?


すっかりいい子になって「オシッコしなさい!」と言われるとゲージのマットでやる。
タイでおもらししてたと言うのが嘘のようだ。











娘のマンションにいたのは10分、すぐに新宿3丁目まで。
写真は新宿通りで、正面が伊勢丹






これから「アナと雪の女王」を観るのだ。
新宿バルト9のチケット売り場。
シアターの図面をさして「どこが宜しいですか?」と訊かれた。
「うーん、どこにしようか」と逡巡していたら「この辺りが見やすくなっています」と教えてくれた。その番号は座席Iー22。




開演まで1時間もある。
まずは腹ごしらえ。
入ったのは新宿4丁目にあるそばの増田屋。




店内は広い。
12時50分でピークは過ぎていた。
可愛い女店員さんが4人。
ときおり出前を肩にした威勢のいい若い衆が「行ってまいりまーす」と出て行く。



注文したのは玉子とじ蕎麦と瓶ビール。







気分がいい昼食をすませて外に出る。
前から花飾りのぬいぐるみを着たオジサンがやって来た。(顔が見えないが多分オジサンだろう)
背中には鯉のぼりも。
派手と言うより汚らしくて見苦しい。
ホームレスかな?


薬屋さんに入って行く。
しばらくして出て来たらその隣のカツドン屋にも入った。
「あの人は何しに来たんですか?」と薬屋さんの奥さんに訊いた。
「新聞の集金人ですよ、この辺りでは名物なの」と教えてくれた。
さすがに新宿であーる。





バルト9のエスカレーターから外に見ると正面にNTTビル。
右下の青いのは新宿高校の屋上プールだ。






シアター6の入り口で3D用のメガネを配られた。
上映する前に女性スタッフが正面に出てきて「観終わったら返却してください、壊れやすいので取り扱いに注意、メガネをかけるタイミングは映像で教えます」との説明する。







さあ「アナと雪の女王」のはじまり!
原作はアンデルセン童話。
壮大なミュージカルファンダジーで飛び出してくる3D映像と大音響にオジサン満足。
Let it go! Let it go! の歌声が耳に残る。


映画を観終わって外に出ると新宿通りの信号下に白い杖をついた中年男性がいた。
「向こう側に渡るンですね、どうぞ」と言いながら手をとった。
「すみません、どうも恐くてね。肩をつかまらせてください」。
手をとるより肩につかまったほうが歩きやすいようだ。


男性が「素晴らしい..」と言う。
ちょっと意味がわからなかった。



地下鉄の階段もゆっくり誘導。
下につくと「この上に乗せてくれれば大丈夫です」と黄色いぶつぶつに足を置いた。(点字ブロック
彼は新宿線、私は副都心線に分かれた。
お気をつけて。





東京メトロ副都心線池袋駅につく。
地下道が迷路みたいだ。


東武百貨店のラスクに行列。
今日は買うのはやめよう。









西口前にフクロウのオブジェがある。
モザイカルチャーというらしい。








やっとスナック「さおり」に到着。
池袋の場末である(失礼)
これから先輩たちとカラオケ。
始まる前にママが用意したご馳走を食べて雑談1時間。




カラオケが始まるとふとママが近くのホテルで幽霊騒ぎがあるという話を始めた。
そして「少し前、うちのカウンターと壁の間を誰かが通りすぎた気がしたの、でも見たら誰もいないのよ」と言いだす。
するとN山先輩も「そうそうオレもそのとき誰かが後ろを通った感じがしたんだ」と幽霊話が続く。


臆病なくせにこの類の話に興味がある私「それで」と身を乗りだした。




カラオケは10時近くまで続く。
外に出ると週末の池袋の街はまだまだにぎやかだった。


ファンタジーな一日だった。
楽しめるうちが華だ..。