預言者
昨夜来から雨が降っていた。
いいお湿りである。
今朝も小雨が残っている。
ママはバレーボール。
NHKBSプレミアムで「里山命をめぐる水辺 琵琶湖畔 写真家今森光彦の世界」をやっていた。
アンコールに応えた放映である。
これを観るのは2回目。
これは今森さん。
たった今、写真家今森光彦さんのエッセー「里山の少年」を読んでいる。
不思議な符合を感じる。
この映像を最初に観た時は、写真家今森さんの名前は記憶に残っていない。
琵琶湖の北側にある里山で漁師をしているサンゴロウさんがとてもいい。
サンゴロウさんは琵琶湖で捕らえた鮒を米麹で発酵させて鮒ずしをつくる。
私も一度だけ鮒すしを3兄の土産で食べたことがある。
最初は戸惑う味だったが、慣れると美味しいと感じる。
いずれにしても「里山命をめぐる水辺」は何回も観たい作品である。
天気も11時近くになると雨があがり青空。
真正面の家の屋根にソーラーパネル。
建築のときから設置しているので屋根が平で違和感がない。
ダイエー広場に宝くじ売り場。
ここで当選したくじを換金。
300円×5枚...ささやかな当選くじ。
ケーヨーディツーの園芸売り場。
春をいち早く感じるためにヒヤシンスとミニスイセンを買う。
ママに「買ってくるだけ、あとの面倒もみてよ」と言われる。
昼食はチャーハン。
ニンニク、ダイコンの葉、昨晩のスペアリブの残りから肉を削って入れる。
これがまた旨く出来た。
またまた自画自賛。
固定電話が鳴る。
またセールスだろうと受話器をとる。
「ワンダーグーですが○○さんですか?」との出だし。
「えっ?もう一度言ってください」
「ワンダーグーですが..」
そこで気がついたワンダーグーの中にTSUTAYAがある。
頼んでおいたDVDが届いたようだ。
すぐに出かける。
DVDの題名は「預言者」。
カウンターですぐに受け取る。
隣にある本屋。
ここは「買う前にどうぞゆっくり読んでください」という太っ腹経営。
だから立ち読みならぬ座り読みの客がずらっといるのだ。
ノーマルカード(?)売り場に2歳くらいの女の子。
踏み台をつかってカードを選んでいた。
このカードの遊び方はどうやるの?
とても追いつけない、別世界である。
家に帰ると借りたDVD「預言者」を観る。
なにしろ150分という長編。
ムックの散歩はママにお願いした。
2年前に封切したフランス映画。
カンヌでグランプリ。
良く扱われる刑務所の中での展開。
いわゆるプリズン・ドラマである。
19歳で刑務所に入ったアラブ系青年がコルシア・マフィアのドンと出会い自分もマフィアと育っていく過程を描いている。
凄惨な場面もあるがハリウッドのギャング映画とはテイストが違う。
やっぱりフランス映画。
エンドロールではマック・ザ・ナイフが流れる。
面白かったです。
熊さんから写メ。
雪に埋もれる磐越西線の翁島駅。
この景色を眺めて熱燗でも飲んでいたのかなあ。
東京もちらちらと雪が降っているそうですよ。