西沢渓谷で滝連太郎

osyousan2013-11-09



新宿駅に着いたのは7時9分。
NEWDAYSでサンドイッチを買う。



10番ホームにおりてあずさ3号を待つ。
長い棒の先にマイクをつけた高校生がいた。
鉄道マニア、てっちゃんかな?
あずさ3号が入って来た。




私の指定席は6号車4番通路側。
新宿を出るとすぐに朝食。
サンドイッチとのどごし生をプシュッと開ける。


反対側には中年オジサンが2つの座席に荷物をおいてやっぱり缶ビールを飲んでいた。
そこへ40過ぎの女性がやって来た。
手に指定席のチケットを持っている。
オジサンは通路側の荷物をどけた。


すると女性は窓際を指さし「そっちです!」と言う。
渋々席を立って窓側を開けた。


私がトイレに立ってもどるとこの二人にまたバトルが始まっていた。
オジサンの肘を出っ張らすなというクレーム。
「何言ってるの!」と肘掛を倒す女性。
もう見ていられない。
この二人、楽しい旅行が台無し。
指定席なので席を変えるわけにもいかないだろう。



塩山で下りる。
ここで山歩き仲間7人と合流。
バスに乗って西沢渓谷へいざ出発。




バスの窓から赤く燃える山が見える。









バス停からの景色も燃えている。






西沢渓谷の入り口の紅葉。
これは西沢渓谷の錦秋序曲である。






登山者が晩秋の中を歩く。





二俣吊り橋。
ゆらゆら。
積雪20センチになると通行禁止になる。






橋の中央に来ると一層揺れる。
でも眺めが素晴らしい。
白いのはダム。






三重の滝。
滝つぼが濃いブルー。







上を見るとここにも赤く染まった山。




このあとは沢の岩道を歩く。
次々と新しい滝が現れる。



人面洞。
人の顔に見える?
そう思えばそうだが..。






母胎渕。







昼食は岩場でとる。








今日の滝めぐりのハイライトはこの七ツ釜五段の滝。
日本の滝百選に選らばれた滝である。

こんなにいっぺんに沢山の滝を連続して眺めたのは初めてだ。
滝を連続..つまり私は滝連太郎になった。(???)










このあとは登り道。
そうだ今日は登山に来たんだ。
登り道があるのは当たり前。
フーフーハーハー。
ああ疲れた。




頂上の手前に「西沢渓谷終点まであと100m」の看板。
これに元気づけられて..。
渓谷頂上は人でいっぱい。
普通の山とくらべ若い女性が多い。






下りは旧森林軌道。
つまり廃線になったトロッコ道である。
遊歩道になっている。
歩きやすい。




可愛いトイプードルちゃんを発見。
ご夫婦が連れている。
名前はメイちゃん。
岩だらけの沢を歩くときは前抱きバックに入れていた。
了解を得て写真を撮る。





山が美しい!
ウーンマンダム!








バスの時刻が迫る。
急ぎ足。
我がグループの先輩たちの早いのにはびっくりした。
2時40分の塩山行きバスに間に合う。


しかし最初は座れなかった。
おまけにバスの運転が荒っぽい。
バスが古いから?
吊革にぶら下がっているので急な加速減速が辛い。


塩山で解散。
早く帰る組と鈍行を選ぶグループに分かれた。
私は鈍行でゆっくり高尾まで(S賀さん、ソーりと)。
軽くビールを飲みながら..。


高尾から中央線の東京行きに乗り換え。
立川駅で特別快速の通過を待つ。
ホームに丸坊主頭でサングラス、くわえタバコの男がいた。
すると駅員が注意をする。
しかしタバコを捨てない。
押し問答。


そのうちにドアが閉まって電車は走る。
駅員の勇気に拍手!
だって恐そうな男だったもん。



我が家に戻ったのが7時前。
楽しい一日でした。
幹事さんに感謝!