これがあるからやめられない




山のぼりの日なので早く起きる。
ムックの散歩、武蔵野線沿いの道に連れていく。
もうすぐ朝日が昇る。






東京駅から東海道線に乗る。
ボックス席が空いていた。
ラッキー。
リュックを向かい側席に置いて独り占め。
山登りの楽しみは移動の車中からはじまる。




車窓を流れる景色を見ながらレコーダーで歌謡曲を聞く。
思わず大きな声で歌い、しまった!




大磯には東京から1時間で着く。









改札口にもうメンバーがいた。
S木さんがキャップの上から毛糸の帽子を被っている。
これは暖かそうだ。
S木さんの愛妻がセーターから作成してくれたとのこと。
真後ろに可愛い飾りボタンがついている。



久々参加のF川さんは花粉ガードメガネを着用。
今年の花粉は沢山飛ぶらしいですぞ。
そのほかにS根さんも久しぶり。



12名が揃ったところで予定より10分早く出発。


大磯の住宅街を歩く。
つづら折りの坂をどんどん上って行く。
雪が積もったら大変だろうなあと思っちゃう。







こんなお宅もあった。
入り口に腕を組んだ競馬騎手の人形が置いてある。
何だろう?
TV番組だったらこの家の人に理由を聞くはず。





野鳥がいた。
動かなかったので置物と間違いそう。








海が見えた!
相模湾だ。
海面が光っている。
この写真よりもっと神秘的に見えた。




上りきったらそこに湘南平があった。
展望台へ。
思ったより高い。
年をとってから一段と高所恐怖症になった。
高いところは苦手。


タイで急な寺院の塔に登ったことを思い出した。



展望台から四方をな眺める。

大磯ロングビーチ










一部に雲がかかった霊峰富士山。










はっきり見えた丹沢の大山。










湘南平の象徴、TV塔。






すべて素晴らしい眺めだったが、天気がイマイチだった。





この後は標高181mの浅間山へ。
一等三角点の標石と祠。







幸い太陽が顔を出した。
ここで昼食。
今日のママ弁当はいつもと違い稲荷寿司。
たまにはいいなあ。





S賀さんからリンゴの差し入れ。
夏はトマトを持って来てくれる。
いつもありがとうございます。
感謝。



記念の集合写真は隣の女性パーティーにシャッターを押してもらう。
私のカメラとK井さん、S瀬さんの3台をお願いした。
女性たちへのお返しは私がシャッターを一回だけ押す。
「みなさん美しく撮れましたよ」と言葉を添えた。




食後は高麗山に向かう。
途中の山道に水仙が可憐に咲いている。
この美しい水仙なら誰にでも推薦できる。







20分で高麗山の大堂に着いた。
その後は急な階段を下る。
男坂

すると下りが苦手な長老S瀬さんが階段につまずいてバタバタと走り出す。
こりゃまずい!



私の手をすりぬけて木につかまった。
良かった、と思うと同時にぞっとした。
転げ落ちたら大変だった。




途中から女坂に切り替える。
やっと麓の高来神社(タカク神社)に到着。

この神社、高麗山をバックにいい景色である。
映画のロケに使えそうだ。
山田洋二監督に教えてあげよう。




境内に白梅が咲いていた。





神社の入り口には駒犬。






旧東海道を大磯方面へと歩く。
松並木が素晴らしい。
時代劇の撮影に使えそうだ。
山田洋二監督に教えたい。




2時には大磯駅に着いた。
帰るにはまだ早い。
島崎藤村邸を見学。



受付の女性が感じがいい。
するとK林さんが「この近辺にお酒を飲めるような店はありませんか?」と聞いた。
その瞬間を撮った写真がこれだ。
格子越しに見える。


教えてくれたのが蕎麦屋
つまり山登りあとの反省会である。


国道一号線沿いの蕎麦屋で9名が参加して反省会。
まずはビールで無事を感謝して乾杯!




このあとはエダマメとお新香。



そして盛り蕎麦。
これが大当たり。
蕎麦とツユ両方とも合格点だった。
これがあるから山歩きはやめられんなあ。


大磯駅そばにあるコンビニで氷結2缶と揚げピーを買って東海道線に乗りこむ。
でもボックス席には座れなかった。
諦めよう。
そんなこともある。