池上本門寺





ムックの散歩を手短に終えて朝食を食べる。
今日はウォーキングである。
パンに海老とソーセージ、野菜を挟んでパクリ。





今日の参加者は30名弱。
東武線のホーム。




JR大森駅で下車。
山王の住宅街を歩く。
アップダウンがある。
高級住宅地だが雪が積もったら大変だろうなあと思っちゃう。




徳富蘇峰の蘇峰公園へ行く。
蘇峰は明治の文豪徳富蘆花の兄である。
蘆花は不如帰で有名だが蘇峰も国民史100巻を編纂するなど大変な功績を残している人だ(知らなかった)。
公園に白梅が咲いていた。





慈眼寺萬福寺へ行く。
ここは源頼朝御家人梶原景時菩提寺








入り口に頼朝からもらった名馬麿墨の像がある。
麿墨と書いてスルスミと読むらしい。
墨のように黒い馬だった..。







次に寄ったのが大田区郷土博物館。
馬込文士村の地図がある。
大正から昭和にかけて多くの文士がこの周辺に住んでいたようだ。
石坂洋次郎尾崎士郎川端康成北原白秋三島由紀夫、等々。







池上梅園に入る。
65歳以上は無料。
梅の木の中を通っている木道を歩く。
でもまだ咲いていない。





おっとここに咲いていた。
早咲きの紅梅、いや白梅。








昼食は梅園の奥にある芝生。







ビニールシートを広げ弁当を開く。






昼食が終わると池上本門寺の階段をのぼる。
最初に眼に入ったのが真っ赤な多宝塔。




本堂周辺では3時から節分の豆まきがあるからすごい人。







まだ2時前、それなのにこの混み方。
機動隊も出ている。


込む前にこの人ごみを抜けようと先に進む。
いつも一番最後になるF川さんが来ない。
どうしたんだろうと見ると途中で止まって見物しているではないか。
「急ぎましょう」と言うと「せっかく豆まきの時に来たのに..見て行きたい」と可愛く笑う(F川さんは70歳半ば)。


するとA山さんが「これからどんどん込んで大変なことになるのよ、豆まきの様子はTVで観たほうがいいの」と説得。
F川さんの気持ちもわかる。
もう池上本門寺の豆まきを観る機会はないだろう。



五重の塔の前で集合して記念写真。









奥のほうに行くと「力道山墓所はこちらです」という看板がある。
そっちへ行くとあったあった。
腕を汲んだ昭和の英雄の像が。






日蓮上人の説法の像がすごい。
振りあげたコブシが顔とおなじぐらい大きい。
この下にいただけで説得されちゃうかも。









正面階段から下を見るとどんどん人がやって来る。



門前通りでくず餅を買う。
浅野屋本舗のくず餅は手作り無添加自然食品。





池上駅から池上線に乗る。
車内も沿線の景色も埼玉県とは雰囲気が違う。
なんかいいなあ。
池上線という題名の歌を聞いたことがある。



我が町越谷に着いたのは4時5分前。
そしていつもの居酒屋へ。
今日の参加者は14名。
みんな体を動かしたあとの反省会が好きな連中ばかり。
生ビールで乾杯のあとは刺身、生牡蠣、馬刺し、サラダ、イカの一夜干しと食べる。締めはピザ。






携帯電話が鳴る。
おっと実家の長兄からだ。
明日の確認である。
「大丈夫です、昼には行きます」と返事。





我が家に戻ったのは6時半。
さあ、これから豆まきである。
この行事は結婚依頼ずーっと続けている。
福はーうち、鬼はーそと!
私のあとを追ってマメを拾うムック。
毎年の光景である。