階段をコトコトと



座椅子の背中にのっているムック。
手には大好きなオモチャぞうさん



朝日に輝く紅葉。








ムックも輝いている?














ママとスーパーに行く。
安売りのティッシュボックスを買う。
お一人2個までという制限があるので2人なら4個までOK。


ママが余分に買ったボックスは義母のところ持っていくと言う。


レジの手前に年賀状のサンプルが掲示してある。
来年は巳年である。
ヘビのデザインは比較的シンプルである。





昼はマルちゃん正麵の醤油ラーメン。
薄味である。








食後は2階で本を読む。
柔らかな陽があたっている。
座椅子を低くして横になる。
今読んでいる本は「ハッピーリタイアメント」。
浅田次郎の本である。


出だしが興味深い。
浅田次郎が30年まえ、事業に失敗して銀行借り入れを保証会社に代位弁済して貰った。
その会社は半官半民の機関。


保証会社は仕事に熱心じゃないから債権の督促はマメにしない。
そのまま時効になっていた。


保証会社の担当者が偶然浅田次郎の門を叩いた。
すでに時効なので支払う義務はないが債権整理するので払えないというサインを欲しいと。
人気作家の浅田は義務はないが道義的に過去の負債を支払った。


その代わりこの実体験を小説にしようとこの作品が出来上がったのだ。
主役は50を過ぎて保証会社に天下りした公務員2人。
ユーモアもあるし実に読み易い。




暫く読んでいると階段をコトコトと上ってくる音。
ムックがやってきて私の足元に横になった。
嬉しいような読書の邪魔をして貰いたくないような複雑な気持ち。







夕方の散歩。
用水わきを歩く。
おや、水に生えている葦や蒲の草がきれいに刈り取られている。
市役所から委託されている清掃業者の車が3台止まっていた。


短く刈ってスッキリしたが、この葦の中に巣をつくっていた水鳥はどうしただろう?
カラスの餌食ならなけりゃいいが..。




その奥のほうまで歩く。







水辺にとめたバキュームカーがあった。
ホースを用水の中に差し込んでいるぞ。
何をやっているのだろう?
用水の水を汲み上げているのならいいが、まさか汚水を用水に流しているんじゃないだろうなあ?






可愛いトイプードルがやって来た。
ムックと気が合うようだ。
立ち上がって組合う。
まるで相撲の立ち合いである。
ハッケヨイ、ノコッタ!




今日の夕食はモツ鍋。
キャベツがたっぷり。
今夜もまたナベさんだ。


このあと春になるまで何回鍋料理を食べるだろう。