炬燵の上にあるもの
朝食は娘からもらった食パン。
ふんわりバター味。
半熟玉子、ミルクココア。
デザートはリンゴと柿。
私が食べ終わって立ちあがるとムックがポンと椅子に乗って来る。
テーブルの上が見えるからだ。
今日も寒い。
この秋一番の冷え込みらしい。
ムックには専用の毛布をかけてあげる。(左)
日が当たると両手を伸ばしてこのポーズ。(右)
今日から炬燵にしてもらう。
炬燵にはミカン、そして拡大鏡。
ミカンの皮を入れる広告で折った紙の箱。
もちろんリモコンも。
これが年寄りがいる家庭で炬燵の上にあるもの。
ママはご近所の方と買い物へ。
私は炬燵にあたって昨晩録画した「酒場放浪記」を観る。
昼食は昨晩食べた牛とシイタケ煮込みにタマネギをプラスしてとき玉子をかけて牛丼をつくりさらっと食べる。
午後からは卓球。
次回から卓球台以外の用具は当番制で持って帰ることになった。
その説明をF原リーダーがする。
メンバーを6班にわける。
各班が順番で1カ月ずつ担当する。
楽しいことをやるんだからそのくらいの負担はしょうがない。
久しぶりにA部ちゃんがやってきた。
「パートが忙しくて大変なのよ」とふくよかな体をゆすって笑う。
なんでも中国で製造した皮靴をチェックしてネットで売る仕事らしい。
「中国人はいい加減だから不良品が多いの、それを私たち主婦パートが修正して完成品にするのよっ」
「それじゃA部ちゃん、たいぶお金がたまったんじゃないの?」と聞くと「とんでもない、時給はたった800円よ」と言う。
そして「立ったままの仕事だから足が疲れてマッサージに行ってるの、ビールも飲むわ、その代金でお金は残らないわ」と続いた。
フムフム。
「帰りに買って帰るものある?」とママに電話する。
ヴァリエに寄り鴨の燻製を買う。
八百屋で「高知県産のナスが100円だよ!」との声。
これも買ってしまった。
休肝日の翌日で運動で汗を流したあとだから食欲がすごい。
夕食は鶏のから揚げ、ナス、シシトウの素揚げ。
そして鴨サラダ。
日本シリーズ、まだ4回なのに5−0で巨人が負けている。
だからNHKの歌謡番組を観る。