水かけ祭り



見上げてごらん。
きっと何かあるよ。



浅草に出る。
時間はちょうど9時。
吾妻橋のたもとのゴールデンスポットでシャッターを切る。
曇り空。
自転車で走るのには絶好である。


今日借りた自転車の番号は123号。
さあ、ワン・ツー・スリー!で出発だ。






吾妻橋を渡り三つ目通り右折。
白河3丁目あたりで神輿を発見した。
担ぎ手がびっしょり濡れている。
汗にしては濡れ過ぎ。
そのわけはすぐに分かった。
沿道から水を浴びせられるのだ。





この浴びせられる勢い、気持ちいいくらいだ。
水もしたたるようないい男が量産される。







中には女の人もいる。
水もしたたるような勇ましい女!







爺ちゃんと孫。
思い出づくり。





狭い道でこの人数。
住民を巻き込んだ深川八幡祭り
今日ねり歩く神輿の数は54基。
3年に一度の大祭である。



190センチ以上ある大男。
その両肩にはぽっこりと担ぎだこ。
これだけ大きいと神輿の重量はこの肩一点にかかる。





富岡八幡神宮のほうに行く。
参拝客が行列である。
この人たちは神輿を見に来たのだ。
しかしこの時間には神輿は神社近辺にいない。
朝7時半には街中に出発しているのだ。



腹が減った。
永代通り交差点にある「ちょもらんま」という中華店に入る。
例によって注文したのは餃子と生ビール。


髭ずらの店主(?)が「今日はビールと餃子がどんどん売れるぞ!」と喜んでいた。
ビール290円、餃子380円。



店から外の写真を撮る。
今日は永代通り歩行者天国である。




永代橋の向こうまで足をのばす。
13時から17時には54基の神輿が富岡八幡に戻ってくるのだ。
あっと言う間に大通りは担ぎ手で埋まる。
ワッショイ!ワッショイ!の声が響き渡る。



すごいすごい!
これだけの人が集まって神輿に集中するエネルギー。
発電するんじゃないの?






放水が始まる。
深川祭りは別名水掛け祭りと言われるが消防のホースで水を浴びせられるとは!






橋を渡り門前仲町のほうにいくとすごいものがあった。
トラックの荷台がプールになっている。
その中に10数人が入っていてバケツや桶で水をかけるのだ。





ちょっと見にくい。
そこでマンションの階段をのぼり3階から激写。
これは今回の傑作である。


まだまだ神輿はやってくる。
何しろ54基である。




今年はこれでやめよう。
自転車を走らせて水天宮へ。
赤ちゃんを抱えた若夫婦とその親の姿。
暑い暑い。



浅草にもどる。
出発するときは曇り空だったのにこの青空。
この建物は銀座の服部時計店じゃない。
浅草松屋ビルである。
ところでデパートはどこにいったの?


浅草から始発に乗りうつらうつらと新越谷まで。
家に帰ると冷蔵庫にあるがりがり君を食べた。



最後はやっぱりムックの登場。
夕方の散歩は神社から陸橋下へ。