ワイルドガンズ

武蔵野線ガードのところに竿を持ったオジサン。
このガード下の暗い用水で釣る人がいるのだ。

先日ママに聞いた話。

パーマ屋のご主人がこのガード下の釣り場で用水に落ちた。
水の深さは胸までもない。
しかしツルツル滑って中々岸にあがれない。

ここで悪戦苦闘してやっと自宅に辿りついた髪結いの亭主。
その姿はゾンビのようだった、らしい。
年寄りは危険な場所に行かないようにしてください。

カブトムシの容器を見ると新しく羽化した２匹。
最初に羽化したのは７月１５日。
そのときは多くのカブトが羽化不全で背中の羽がなかった。

この２匹は半月遅れで陽の目を見たが堅い羽をしっかりカブット虫。

さっそくゼリーをあげる。
がんばれ！

午前中、２階で横になって本を読む。
今読んでいるのは浅田次郎のエッセー。
階段を登ってくるムックの足音。
部屋に入って来て私の隣にゴロン。

しかし１０分もじっとしていない。
またそろーりと起きて下りていく。

パソコンを叩いている下でムックが逆さまになって寝ている。
どうなっているのか分からないだろうなあ。
今日も暑い。
そろそろクーラーを入れようか。

ママとスーパーへ。
最近はムックは連れて行かない。
この暑さである。
スーパの上に夏の雲が広がる。

長ズボンをちょん切って短パンにしたオジサンがいた。
ほころび糸が垂れ下がっている。
足には下駄。
買い物かごも持たずに買ったものを手で持っている。
昔はこういうオジサンがいた。
タイムスリップした感じである。

昼食はソーメン。
薬味のオオバを庭から剪定ハサミでチョキチョキと収穫。

茹でたソーメンに真っ赤なシシトウを乗せてみた。
ソーメンのタレにカボチャとサツマイモの天ぷらを入れる。

食後、徹子の部屋を観る。
今日の出演はザ・ワイルド・ワンズ。
「想い出の渚」は若い時から私のレパートリーに入っている。
この４人メンバー全員がガンを経験しているらしい。
ワイルドガンズ！（メンバーの一人が言った）

日本人の２人に１人がガンにかかり３人に１人がガンで亡くなるらしい。
ガン以外で亡くなる人が薬や治療法の進歩で少なくなった？

夕方ママと散歩。
用水わきの涼しい風が嬉しい。

風にガマの穂が揺れている。
昔のうなぎのかば焼きは丸のままで焼いていたらしい。
その姿が蒲の穂に似ていたことから蒲焼と言われた、そうだ。
どうでもいいウンチク。

「暑いよ〜」と見上げるムック。

夕食はギンダラの甘煮、それとマーボー豆腐。

今晩も遠いロンドンで熱戦が繰り広げられる。
私はライブでは観戦しない主義。
いい結果が出ればビデオで何回も観る。
がんばれニッポン！