飼い主の顔は判別できる?


元オーム信者の高橋が逮捕されて彼の逃走経路が判明しだした。
漫画喫茶の従業員が怪しいと思ったのは公にされた防犯カメラの映像が決めてだった。
高橋容疑者は防犯カメラのことをよく研究しておりカメラが設置されていないコースを選んで逃げたようだ。


しかし今やあらゆるところにカメラがある。
ここで提案したい。
犬の散歩コースに防犯カメラを設置してもらいたい。
ウンチをとらない飼い主が多いからだ。
そんなやつは愛犬家とは言えないのだ。


朝、公園のベンチにDのマスター・ママとナナちゃんがいた。
ムックを自転車の籠に入れたまま「どうも」と挨拶してスルー。




ベンチに乗せたムックが熱心に遠くを見ている。









そこでは散歩中のワンコが集まっている。
そして飼い主がいろいろと情報交換。







ママと飯田橋に行く。
日比谷線に座れた。
ウトウトとする。
目をあけると左のほうに白い杖をついた中年の女性が立っていた。


誰も席を譲らない。
私の真ん前にはデブ男が立っていて携帯をいじっている。
ママが「ゆずってあげたら?」と言う。
立ちあがって前のデブ男をどかして「どうぞ席に座ってください」と白い杖の女性を誘導した。


その女性の前に座っていた3人はみんな女性だった。
バツが悪かっただろう。
こんなことを書くと自慢しているみたいだが、体の不自由な人やお年寄りには自然と誰もが席を譲る社会にならないと駄目だ。



外堀公園を歩く。
堀沿いを中央線が通る。








架線の上に大きな鳥がいる。
これは毛づくろいをしているカワウである。
このあと羽を開いて太陽で乾かすのだ。



トンボが沢山飛んでいる。
黒くて腹部が白い。
あとでネットで調べたらコシアキトンボらしい。




木立の中にベンチがある。
そこに座っているオバちゃん、よくみたらハガキを書いている。
それも何枚も。




土手沿いに市ヶ谷の駅まで歩く。
駅のホーム下に釣り堀がある。
ここはカープ釣りという。
つまり獲物は大きな鯉である。
1時間690円。


見ている間に鯉を2匹も釣りあげた。




飯田橋にもどりカフェ・ド・クリエでアイスコーヒーを飲む。
そして用事が済んだママと合流。






それから娘のマンションへ。

娘が用意したご馳走が待っていた。
刺身とサラダ、そして天ぷら、ソーメン。









「父の日だから」と言う。
それは有難い。
今日は月曜日、本来なら休肝日だが飲まないわけにはいかない。
たっぷり飲んだ。



おっと娘のところに来たらトミちゃんを載せないわけにはいかない。

トミちゃん、すっきりしたお顔ですよ。
顎のしたのぴらぴらは脱皮中の皮である。






トミちゃんを抱いてアクセサリーのように肩にかける娘。
このままじっとしている。
爬虫類でも飼い主の顔は判別できるようだ。




すっかりいい気持になった。
今までならすぐに横になるのだが今日は外に出て周辺を歩く。
念仏坂を下りて商店街に。







通りに愛嬌のあるワンコがいた。
「ミックスですか?」と飼い主の中年女性に声をかける。
するとその女性はただコックリとうなづくだけ。
無愛想だなと思ったが、そうだこのあたりは韓国人富裕層が多いのだと納得。






靖国通りに出る。
空はすっかり晴れて夏日。



途中の酒店で衝動的にワインを2本買ってしまった。
それとおつまみのサラミ。
これを娘のへの土産としたのだ。
酔っぱらうとよくあることだ。



我が家に戻ったのは4時半。



ポストに市役所から2通の封筒が入っていた。
高齢介護課と国民健康保険課からだ。
嫌な予感がした。
封を切ると介護保険国民健康保険を払えとの請求書、というより勝手に引き落とすという通告だった。


腹が立ったから夕食でもアルコールを飲んだ(休肝日は中止)。



ネプリーグに高島弟と離婚訴訟中の美元が出ていた。
ニコニコと実に楽しそうである。
どうなっとるの?
腹が立った。
心の中では高島に同情している。