クチナシにイモムシ






河畔緑道の板場。
私が邪魔で見えないと顔を傾けるムック。
その目線の向こうにはワンコ。





紫陽花がそこここに咲きだした。
雨が似合う花である。
もうすぐ関東も梅雨入り宣言。
明日は雨のようだ。





青紫のラベンダー。
花が開いている。







我が家のクチナシに虫がつきだした。
葉っぱのしたに黒い糞がぽろぽろと落ちるのでわかる。
ママが「イモムシは苦手なの、とって」と言う。
じゃあとりましょう。



葉っぱごとカットして虫籠に入れる。
あっという間に20匹を越えた。
クチナシの葉っぱを入れておけば籠の中で羽化する、はず。
このイモムシはオオスカシバの幼虫である。




家の中の模様が夏バージョンになった。
階段にミズバショウ、玄関にキンギョ。
ママの作品である。











図書館に行く。
週刊朝日をソファで読む。
「最新号につき次号が出るまで館内でお読みください」との注意書きが貼ってある。




週刊朝日の最終頁は相変わらず山藤章二のブラックアングル
これが見たくて立ち読みしたことがある。
今週はスリリングな香川真司の似顔。


その香川が今日のヨルダンとの一戦で待望の得点をあげた。
そしてザックジャパンは本田のハットトリックなどで6−0と快勝したのだ。


週刊朝日を読み終えると今度は週刊文春を借りる。
読書机に座ってゆっくりと読む。
隣には受験勉強をしている少年。
地理の本を開いている。


しかし頭をポリポリとしきりにかく。
若いから頭の匂いが強烈だ。
おい風呂に入ったか?と聞きたくなった。


こりゃまいったとソファに戻る。




午後はママと大地康夫主演の「恋するトマト」を観る。
茨城県土浦の農家の長男として生まれた主人公。
嫁が来なくてひと苦労。
フィリピンバーで見つけた調子のいい女に結婚すると騙されて有り金をとられる。
よくあるケースだ。
ここから物語が始まる。
日本農家の問題点をとりあげた真面目な映画。
ハッピーエンドで終わる。(展開にちょっと無理があったが)。




ママとムックの散歩。
グランドの横にTVが捨てられている。
まさかここでサッカー中継を観るわけじゃないだろう。
今は電化製品の処分にもお金がかかる時代。
だからこのTVは不法投棄である。



ママがスーパーで買い物をしている間、ムックとベンチで待つ。
ムックは赤い舌を出して暑い暑いとアピール。
持って歩いている水筒を出して命の水を飲ませる。
ムックにとっては苦手な暑い季節に入った。


夕食は鶏のから揚げ。
二度揚げだから色が黒くなっている。
それとアボカト、トマトサラダ。
あとは冷や奴。