98点


ママはバレーボール。


私はケイヨーディツーで買いもの。
毎日やることがある。
これは有難いことだ。
高齢者は教養と教育が大事である。


今日の用事を作る、その用事で今日行くこと。


今日の安売りはティッシュボックスとトイレットペーパー。
ママに「トイレットペーパーはダブルをお願いね」と言われている。
前と後ろに籠があるママの自転車で行く。
ついでにマリーゴールドも買った。



家に戻ると家の中を這っている電話線をカットする。
すべて古い電話線である。
脚立を使ってパチンパチンと切って取り外す。



道路の生垣の花が気になる。
これってネズミモチかな?
違うような気がするなあ。


パソコンで調べた。
あった!
この植物はシャリンバイ(車輪梅)だ。
葉っぱが車輪のようで花が梅の似ている。
判明すると心の重荷がとれたような気がするのだ。



昼はコロッケカレー。
食べながらサラダがないことに気がついた。
揚げ物にサラダは必須。
昼だからまあいいかあ。







昨晩読みかけの「極道牧師の辻説法」をソファに横になって読み切った。
その本をチロパパに返しに行く。
「本の裏に著者からチロパパへのサインが入っていましたよ」
「著者は知り合いです」とパパ。
チロちゃんが自転車の籠の中にいた。



花屋Rに行く。
夕方飲み行く居酒屋へ持っていく花束を買うためだ。
「Mそーれ」がここに新しい店を出した時に何もしていない。
買った花束がこれだ(左)。









「Mそーれ」に行く途中で不動産屋のO野社長とばったり。
ここで10分ほど立ち話。
社長さんは民生委員もやっている、その苦労話を聞いた。


居酒屋の戸を開けるとカウンターは満席。
一番すみにN良さんがいた。


N良さんの手前に珍しい人を発見。
N村さんである。
今は引っ越したが昔お隣さんとして10数年家族付き合いをした方。
「いやあ、お久しぶり」



ます瓶ビール、そして沖縄焼きそばと野菜炒め。





カラオケが始まる。
N良さんが歌うとすぐ私の番。




マスターが「今日は海ブドウが入荷していますよ」と出してくれた。
プチプチした食感がいい。
味はほとんどない。






4曲ばかり歌うと店を出る。
時間にして2時間。
N良さんが「いい店を紹介しますよ」と連れて行かれたのがスナックN。


Nのママと話しているうちにマスター(旦那)と私が知り合いだということが分かる。
「今日はマスターはいないの?」と聞くと11時過ぎだと言う。
そんな時間まで飲めない。


ここでも2曲歌う。
この店は歌うと点数が出る。
最初はN良さん、私ともに96点だった。


私が歌う「流恋草(はぐれそう)」を選曲機で調節したら、今歌っている恐い顔をしたオニイサンの音程をあげてしまった。
マイクを持ったオニイサンが「音が変わったぞ!」とママに文句を言う。


「すみません、すみません」と謝る私。
殴られたら痛い、謝るのはタダ。
オニイサンは「いや大丈夫ですよ」と笑ってくれた。



その後私が歌った「流恋草」の点数は何と98点で今までの最高点だった。
N良さんに「帰りましょう」と促した。
スナックを出たのは9時55分。