神輿の掛け声が耳に




朝から気持ちいいほどのいい天気。
しらこばと橋。






ムックをつれて土手を歩く。
水辺にはもう釣り人がいる。


橋げたのところに「犬放す犬より劣る悪い人」という悪戯書きがあった。
こんなところに落書き、それも悪い人じゃないの?




今日は三社祭
浅草に行く。
昨年は東日本大震災で中止になったので、今年こそはあの興奮を味わいたいという気持ちが強い。



まずはスカイツリーと神輿のコラボ。
この構図はほとんどのアマカメラマンが狙っている。








仲見世をねり歩く神輿。
宝蔵門の前。





宝蔵門の巨大提灯を縮めて神輿が通る。








浅草寺本堂にあがる。
そこで本堂境内に入ってくる神輿をねらう。
でも観客が多くていいポジションをとれない。
やっと撮った写真がこれだ。


ソレソレ!という声が聞こえてきそうだ。


本堂に上って来る見物客は階段の途中で神輿の写真を撮ろうと立ち止まる。
ベストポイントだから当然撮りたくなる。
すると「立ち止まらないでください!」という大声にせかされる。
私はロープの内側に陣取っていた。


すると突然「おお、久しぶり!」と声を掛けられた。
職場のO内先輩である。
何と寄寓、10年以上も会っていない。
お元気そうである。


O先輩と本堂の柱のところで15分ほどお話。
先輩も今は年金生活で家庭菜園の日々らしい。
東京スカイツリーの搭乗券が当たりご夫婦で上るとのこと。
羨ましい!



この後は本堂裏の広い境内におりる。
町内神輿が集まっている。
この光景も壮観である。





境内の向こうに浅草寺病院がある。
そこの看護師さんがカメラで境内に集まった神輿を撮っていた。
左から2番目の窓。







六区を歩く。
競馬客相手の店が並ぶ。
今日のお客様は三社祭りの担ぎ手。
粋な半纏のオニイサンたちである。





浅草公会堂よこにあるレストランの出店で生ビールと焼き鳥を食べる。
一昨年もここで生ビールを飲んでいる。
この時間になるとほとんどの有名飲食店は行列。


何しろここは安い。
ビールが300円で焼き鳥が200円。


追加のビール、そしてチクワ焼き。
おや昔の俳優の写真は貼ってあるぞ。
上原謙高田浩吉勝新太郎、東千代介といった往年の俳優の写真。
真ん中にずーとるびーがいた。



何とこのレストランはブロマイドのマルベル堂が経営していた。



浅草に来るといつも寄る居酒屋に行くとここも行列。
そこで群馬県のアンテナショップでイカ焼きを買う。
イカ焼きを缶ビールで流し込む。
旨い!





また浅草寺の方向へと歩く。
和服を着た中年カップルを発見。
三社祭りにぴったり。




仲見世
神輿の掛け声が心地よい。
アルコールが利いて来たのだ。






空を見あげると飛行船。



本堂横のベストポイントを見つけた。
警察官がロープを張っているところ。
一番前である。
ここで何基もの神輿を見送った。










隣のオバチャンがノリノリで神輿が来ると手拍子。
こっちもつられて手拍子。





神輿は本堂の前でひともみする。
そして担ぎ手が神輿を持ちあげる。
中には勢い余って神輿を階段のところまで押し上げることもある。
この写真がそうだ。









祭りは男を売る場でもある。
度胸千両の世界である。
強そうでかっこいい!という男は多い。
しかしやっぱりいい女がいないと始まらない。
そこで祭りで見た美しい女性を並べてみた。









例によって浅草駅から始発に乗る。
耳にはまだ神輿の掛け声が聞こえている。
ソレソレ、ソヤソヤ、ホッホッ、ソレソレ!