スプーン対超能力者



おはよう、ムック!


初夏のように暖かい。
庭にブルーシートを広げプランターの土を逆さにしてこの上に広げる。
冬場にずーっと楽しませてくれたパンジーの花もご苦労さん。
まだ奇麗だが..。



その花の中から慌ててカナヘビが飛び出した。
毎年書くがこのカナヘビ一家は30年以上我が家に棲みついている。
春になるとこのカナヘビ一家が動き出す。
だから思わず挨拶をしてしてしまう。
「あなたたちのトカゲで春を知ります」と。



今日の富ちゃんの顔。
同じ爬虫類でもカナヘビとは貫禄が違います。
そうそう今日、ちょっとした騒ぎがあった。
2階の富ちゃんのケースを見たら富ちゃんがいない。


大変だ!
脱走したぞ!
ケースのガラス戸が開いている。
ママと部屋を見回す。


富ちゃんに万が一のことがあったらと思うと冷や汗がたらーり。
いたいた!
娘の写真が立てかけてあるケースに頭を突っ込んでいた。
寂しかったのかな?


ウンチをとったときにガラス戸の閉め忘れが原因だった。
今後気をつけます。
孫を預かるのと同じくらい気を使う、ホント。



昼食は揖保の糸を食べる。
暑くなると昼食はソーメンが多くなる。


競馬天皇賞を観る。
オルフェーヴィルが断然の一番人気。
しかし勝負事は終わってみないと分からない。
14番人気のビートブラックが逃げ切ったのだ。



競馬のことはよく分からんがかなりの配当がついただろう。
騎乗した石橋騎手は茶髪のイケメン。
女性誌を始めとしてマスコミから取材が多くなるだろうなあ。
女性は明日の命も分からない冒険野郎や勝負師に弱いのだ。
いや、女性が一番弱いのは金持ちに対してかも。




夕方ママとムックの散歩。
不動橋の鯉のぼりを見に行く。
曇り空だったが鯉のぼりは元気に泳いでいた。




元荒川の土手を歩く。
ツバメが土手すれすれに飛んでいる。
このスピードで草にひっついている虫を捕獲するのだ。


散歩には一番いい季節かもしれない。


土手の斜面にタンポポの綿毛。
接写するとこうなる。
この綿毛がフワフワと風に乗って子孫を増やすのだ。



家に帰ると風呂にスイッチを入れる。
その後、豆腐を買いに自転車でスーパーまで行く。
おや銭湯の駐車場にS根さんがいた。
ベンチに座って携帯電話をいじっていた。


邪魔しないように声を掛けなかった。
彼ともしばらく飲んでいないなあ。




今晩はママお得意のハンバーグ。
これはケチャップのかけすぎ。







「ほこたて」で最強スプーン×超能力者ユリ・ゲラーをやっていた。
「私に曲げられないスプーンはない」と豪語していたユリ・ゲラー
しかし結果は意外だった。
ユリが一生懸命念力を送っても日本製のスプーン「コブラ」はびくともしなかった。
日本製品の素晴らしさを世界に証明したのだ。





ユリ・ゲラーが超能力を発揮してスプーンを擦っていたらムックの耳が突然持ち上がってヨーダみたいになった。
ユリの超能力は健在なり(?)。
いや、超能力があるのはムックかもしれない。


そこでムックに「君は超能力を使えるの?」と聞いてみた。
すると「チョーかもしれない」と答えた。



最後にママの絵手紙。
はい、なんでも食べるのは簡単だが収穫するのは難しい。