花とオジサン




朝の散歩でマロンちゃんと会う。
見事な栗毛色。
ムックとは幼馴染。
小さい頃は泥んこになって遊んだものだ。


ママはバレーボールへ。



今日もチロちゃんがやってきた。
家の前で遊ぶ。
ムックはシツコイ。





いい天気に誘われて自転車で出る。
ダイエーのところでズボンのベルトをしていないのに気がついた。
そこでダイエーのGuに寄る。
ここで安いベルトを買った。





越谷まで走る。
公証役場の前からステーションマンションを見上げる。
こりゃ高い。
29階建の駅前マンションだ。




東武線高架に沿って元荒川まで。
桜がまだ満開である。
しかし平日なので花見客はいない。
美しき静寂。





いたいた。
この花の下に大の字になって寝ているオジサン。
まさに美しさ独り占めである。
オジサンは写真の右端にいる。




ちょっと見にくいのでアップした。
身なりからするとホームレスじゃない。
「今日はやることがないからここで寝ちゃえ!」
熟睡?






土手下にブルーの可愛い花。
これはムスカリ
奇麗な花だが赤ちゃんに見せると泣く。
こどもがムスカリます。





越ヶ谷御殿跡で写真を撮っていると2人のご婦人に「歴史めぐりですか?」と言われた。
「ええ、まあ」と答えた。
あの徳川家康もこの御殿には来たらしい。




御殿跡の後ろが元荒川から用水の取りくみ水門になっている。
そこで優雅に釣りをしているオジサンがいた。
縄梯子でここまで下りて釣り台をこしらえたのだ。





花の下で寝ているオジサン、こんなところで釣りをしているオジサン。
暇なオジサンは色んなところに出没。
恐るべしオジサン。
そういう私も自転車ブラブラオジサンだ。



帰りに肉の大和でコロッケを買う。
昼食は熱々のコロッケにレトルトカレーをかけてコロッケカレー。
これがまた旨い。
おっと写真を忘れた。


昼食のあとは読みかけの「いねむり先生」を読む。
そして読み終えた。
伊集院静色川武大阿佐田哲也)とのたった2年間の交流を自伝的につづった小説。
いやあ良かった。
色川武大の不思議な魅力と作者自身(伊集院)が自分を丸のままさらけ出して書いているのがいい。
最後の無頼派作家は23年前に60歳で亡くなっている、残念である。


読後感がとてもいい作品である。



夕方、ムックの散歩で谷古田へ。
武蔵野戦から緑道に入るところにしだれ桜が咲きだした。
ソメイヨシノが散り始めたのでしだれ桜が目立つ。







自転車の籠から身を乗り出して可愛い女の子がいないかと見ているムック。
女の子を探しているのは私じゃない、ムックである。




夕食は鱈の塩こうじ漬け、からし菜のお浸し、冷や奴。










我が家の紫のモクレンが咲きだした。
この暖かさで満開になった。
その花をママが絵手紙に。