薬師堂の石段



朝の散歩、後ろに見える自転車のカゴにムックを乗せてここまで来た。



公園に行くと鳩が寄って来る。
パンくずでもくれそうなオヤジに見えるのだろう。
あげたいけどやらないよ。
ここには鳩の餌やり禁止の看板がある。
糞害防止のため。




義母を車で迎えに行き墓参り。
薬師寺まで行く。
ここには年3回来ている。
春秋のお彼岸とお盆。


1632年に創設された真言宗豊山派の由緒あるお寺である。


義父の墓まで行くと枯れた花がある?
そして線香立てにまだ煙が出ている線香が一本。
先に来たのは誰だろう?
義母も心当たりがないそうだ。
不思議???。


墓を掃除して新しい花、そして線香をそえる。



その後は本堂わきにある薬師堂にお参り。
この薬師堂にはあの水戸光圀が目の治療に通ったと言われている。


薬師堂前のステップ石は義母が先代の住職に「高すぎて昇りにくい」とお願いして置いてもらったものだ。
ここで思い出した。
義母がガラス職人として働いていた時、職場の若い人から天下のご意見番と言われていたのだ、
仕事場の水戸光圀である。



帰りにはいつものように寿司屋に寄る。
回転すしだ。
義母はセットもの「弥生」を注文。
92歳の義母はこれをペロッと食べる。
ときどき物忘れをするが食欲は健在である。


カランカランと鐘が鳴る。
「さあーハマチを解体します!」
マグロの解体じゃない、ちょっとスケールが小さいハマチの解体。


太った板さんがハマチを抱いて客の前を行ったり来たり。
板さんの嬉しそうな目が「美味しいよ〜」と言っている。
生きがいいので旨い、はずである。
注文した、やっぱり馬が勝った。



家に帰ると炬燵でウトウト。(ビールが効いている)
夕方のムックの散歩はママがやってくれた。
このパターンが多い。


夕食はカボチャ、そして豚カルビにサラダ。