魔女が歌う人生街道





散歩で谷古田緑道へ。
珍しくコンクリートの上に鴨がいる。
用水が凍っているからだ。






朝食は納豆。
中に白菜のお新香を刻んでいれる。
これが堪らないほど旨いのだ。




ママ、ムックとスーパーベルクに行く。
今日はウーロン茶の安売りがある。
一人ワンケースという制限。
そこで2回並んで4ケースをゲット。
車のドアを閉める時「ムック、お留守番だよ」と行った瞬間のムックの顔。



浅草に行く。
仲見世によく見る大柄な坊さんが立っていた。
すごいピンボケ。




「東南」の店の前にどじょうの水槽がある。
せわしなく浮き沈みするどじょうに男の子が興味津々。
田んぼのどじょうを見たことがないんだろうなあ。



ちょうど正午になったので「ニューA」に入る。
TVが見える丸テーブルに座る。
ここが一番いい席だと思う。


コートを椅子に掛け、マフラー、手袋を脱いでカバンに入れる。
まず瓶ビールとたぬき豆腐を注文。
そして周囲を見まわす。
おや、隣の中年男性、私と同じような紅葉色のチェックのシャツ、黒のハンチングを被っているぞ。


こりゃまずい、私はすぐにハンチングをカバンに入れた。
同じかっこうというのも恥ずかしい。


次は牡蠣フライとホッピー。










仲見世を歩く。
宝蔵門と五重塔をながめる。
絵葉書になりそうないい写真である(自画自賛)。





宝蔵門そばの屋台で串焼きを売っていた。
これが人気。
並んでいる中に外国人もいた。
ハラミ、タン、カルビ、ホタテ。
一串500円だった。



仲見世から地下鉄の通路へ。
おや、こんなところにも人気の店があるぞ。
タイ屋台メシ。
満員である。



銀座線、日比谷線を乗り継いで日比谷で下りる。
日比谷と言えば日比谷公園
中心にある噴水広場。
噴水は出ていないが、静かな土曜日の午後。







今日の目的地は日比谷公会堂
「人生後半の生き方を考える」の講演会。



もう始まっている。
昨年も来ているが入場者が長蛇の列だった。
そこで今年はちょいと遅れて来てみたのだ。


そして入場券のほかに500円切手が必要なのだ。
用意して来なかった。
受付で「切手を持ってない人はこちら」と誘導された。



演壇には東洋の魔女葛西さんが立っていた。
実に元気である。
途中で歌を歌い出した。
東京オリンピック当時に流行っていた畠山みどりの「人生街道」の変え唄。
それも5番まで歌いきった。
お見事!
葛西さんは78歳。



東京オリンピックで貰った金メダルを披露。
再前席の客に回した。
日本の技術の粋を凝らした金メダルは他国と比べても素晴らしいとおっしゃる。




その後の講演は永田和宏氏。
初めて知った名前だが歌人で大学教授でサイエンシスト。
その語り口に人柄が偲ばれる。






帰りに帝国ホテルの横を通る。
その大きさに威圧される。







懐かしいガード下。
昭和56年から3年間、勤務地が銀座だった。
よくこのガード下でクダを巻いたもんだ。






夕食はパスタ。
牡蠣、イカ、小海老、マッシュルーム、ベーコン、ほうれん草。
ベースはトマト。
それとダイコンサラダ。