その前に薬師堂に
朝から青空。
陸橋上にのぼる。
この天気なら富士山が見えるだろうと。
見えました。
でも前の電線がじゃま。
反転して南を見ると東京スカイツリー。
今日のニュースでスカイツリーに積もった雪がドカッと下に落ちない設備をしたとやっていた。
あの高さから堅い雪のカタマリが落ちたら大変だ。
ムックはこの階段はあまり好きじゃない。
ワンコの臭いがしないからだ。
ムックにとって土、草がある道が好み。
帰りは階段の中央にある自転車用スロープをちょこちょこと下る。
これがまた早いのだ。
ママの親戚の法事。
実家に迎えに行く。
義母の風邪はすっかり良くなったようだ。
しかし義兄が体調を崩して不参加。
10時20分前に晴天の薬師寺に着く。
故人の四十九日の法要に集まったのは身内だけ。
親族の待合は天井の高い10畳部屋。
長い廊下、そして障子が続く。
これだけの障子紙の張り替え、大変だろうなあと思った。
今日は故人の四十九日。
死後7日ごとのお裁きがあって、今日が閻魔様による極楽に行けるかどうかの最後の判定。
彼なら極楽浄土間違いない。
出席者の中に4歳と5歳の幼児がいたが小一時間の読経にもじっとしていた。
こんなことは珍しい。
終わると住職が「いい子でいたねえ」とガチャガチャで出て来るようなオモチャをくれた。
住職が「石屋さんがお墓に卒塔婆を持っていきますから、その前に薬師堂にお参りしてから行ってください」と言う。
意味があるんだろうなあ。
写真が薬師寺。
「おん ころころ まとうぎ そわか」の札が立てかけてある。
お墓に納骨をして焼香。
日陰になると空気が冷たく手がかじかむ。
天気晴朗なれど空気冷たし。
綾瀬駅近くの料理屋で会食。
これをお斎(オトキ)と言うらしい。
その模様は写真には撮らなかった。
男性用トイレの便器である。
アサガオに氷。
氷は臭い消しの効果があるらしい。
時には氷そっくりなアクリルもある。
昔、高級スナックで見たことがある。
家に帰ったのは3時半。
例によって炬燵でうたた寝。
ムックの散歩の後、風呂に入る。
いつも熱いお湯に浸かるときに「極楽、極楽」とつぶやく。
夕食は煮込みうどんとサラミ・ハムサラダ。
クラブサッカーはバルセロナが圧勝。
またヨーロッパが世界一になった。
南米にとってヨーロッパの壁は厚い。
今日の富蔵くんには餌なし。
これは娘の指示書に従っている。