谷根千を散策



陸橋下の散歩道。




今日は山歩き会で街中散歩。
行き先は下町の谷根千
つまり谷中、根津、千駄木を散策。


集合場所は日暮里駅北口。
この駅は降りたことがない。
しかし、まだ子供のころ山形に行くとき乗り換えで通った。
山形は母の田舎である。


今日の参加者は14名。
最初に行ったのが小林一茶の句碑「陽炎や道灌どのの物見塚」がある本行寺。



そして赤穂浪士ゆかりの寺「観音寺」。
裏手に珍しい築地塀がある。
ツキジベイと読んだら「いやツイジベイ」とO川さんに指摘された。
こうなっているのか?とごつごつの塀に触る。






谷中霊園の桜並木。
春になると桜のトンネルだろう。
ここでボランティアのオジサンが出現。






高橋お伝長谷川一夫などの墓、そして昭和32年に焼失した五重塔を案内してくれた。
焼失前、燃えた瞬間、焼け残りの写真がある。
この男性、五重塔に火の手があがったときに見に来たと言う。
「そりゃ気持ちいいくらいによく燃えましたよ」と。





浄名院には八万四千体の地蔵があるとか。
そして毎年喘息、咳にへちま加持会が催される。
ひどくなったらここでお願いしょうかな?





下町風俗資料館へいく。
ここは旧吉田酒店。
その前で万年筆売りの啖呵売りをやっている香具師がいた。
その名前も万年フデマルさん。
子供の頃、実際の万年筆売りを浅草で見たことがある。


集合記念写真はフデマルさんに撮ってもらう。



おや見たことがある寺の名前がある。
感応寺。
現役時代によく遊んだK井さんが眠っているお寺だった。
ここは今日のコースに入っていない。
ちょっと中に入って墓前に手を合わせる。



大名時計博物館に行く。
旧勝山藩下屋敷跡にある。
入場料金は300円。
入り口でスリッパに履き替える。


中に入るとカビ臭い。
昔の時計が沢山並んでいた。
スリッパを履いたと同時に江戸時代にタイムスリッパ(これが言いたかった)。
ここは撮影禁止。




三遊亭円朝山岡鉄舟のお墓がある全生庵に行く。
ここで驚いたのは黄金の観音様である。
高さ7メートル。
金ぴかの観音様をそばで見ようと階段をのぼる。
「念ずれば花ひらく」という石碑があった。







余りに印象的なので下からもう一枚撮る。
手前に微笑んでいるお地蔵さんを入れてみた。
こんな立派な観音像、長崎の平和祈念像と同じ作者だとか。
PR不足だ。








変わった提灯がある。
白地に黒字でつ。
いや良く見たらウナギのマークだった。
ウナギ料理専門店「吉里}。





その奥に指人形の「笑吉」。
TVで何回も見たことがある。
歴代総理大臣の人形があった。
いいですか?とことわってシャッター。
一番似ていたのは口の曲がった麻生太郎だった。







昼食は懐石「一空」。
K井リーダーが苦労をして予約してくれたところ。
何しろミシュラン一つ星である。
まずアナゴの刺身。
そしてビール。
しばらくしてアナゴ丼。
最後は天ぷら。









店内に飾ってあるもの出て来る繊細な料理。
板さんは京都出身じゃないかな?とI澤さんが言う。
そこで膳を運んできた女性に聞いた。
ズバリその通りだった!




板さんが出てきて挨拶する。
まだ若い。
京都の料理屋で修業をされたそうだ。
許可を得て写真を撮った。


そうだ、この後、谷中ぎんざで写真を撮ろうとして怒られたのだ。




夕焼けだんだんから谷中ぎんざ商店街を撮ったあとぶらぶらする。
コロッケ、から揚げなどの総菜店があった。
とても旨そうだ。
そこでカメラを向けた。


その途端、男性店員に「写真はやめてください!」と怒鳴られた。
ずーっと私を睨んでいる。
すみません、とカメラをしまう。
教訓、どんな写真を撮るときでも事前に許可を得ること。
撮るは盗るにつながる。




ここで解散。
焼きかりんとうのお土産を買って千代田線千駄木駅に向かう。





グランドの向こうにママとムック。
そのまま自転車を引いて散歩する。
途中ママはスーパーに入る。
私はムックとベンチで待つ。










最後は富蔵くんのこと。
今朝の富蔵くんはコオロギの缶詰を4匹ぺロリ。
左目はコオロギが入っている缶を見ている。
とても元気。


タイの保護者へ。
ママによると立派なウンチをしたようですよ。