茶目なムック



寒い朝である。






今日の空は晴れ。
陸橋下を電車が通る。


陸橋下ですれ違った中年男性に「冷えますね」と声をかけられて「そうですね」と応じた。





白に薄いピンクを感じるサザンカ
受粉する虫もいないこの季節、虫よせで美しく咲いているわけじゃない。
人間の目を楽しませるため?




朝の食卓に隼人瓜のぬか漬けがあがった。
塩加減がちょうどいい。
「これはヨーグルトと同じ発酵食品。体に良いはずよ」とママが言う。
昨日チロパパにもらった隼人瓜。


朝ズバッを見たら昨日のサッカーで北朝鮮に負けたと報じていた。
気分が良くないなあ。
競技場の応援は5万対100だとか。
アウエーの極致。



昼食はカレーうどん
牛乳を加えて私の好みの味にした。




録画した「本番前@控室」を観る。
今回は寅さん映画には欠かすことができない帝釈天寺男佐藤蛾次郎がゲスト。
こだわりの名監督山田洋次との出会いや、伝説の男、渥美清の様子が垣間見えて面白かった。




夕方はママとムックの散歩。
グランドから見た夕焼け。
この時間になると近くの保育所に迎えの車が並ぶ。






途中、ママがスーパーに寄りミカンを買う。
私とムックはベンチで座って待つ。
いろんな人が来るのでムックもじっとしていない。
しかし、お目当ての可愛い女の子ワンコは来ない。


家に帰ると足を洗うムックをママにバトンタッチ。
私は自転車でまた出かける。
行く先はコジマ電気。
プリント用紙が切れたのだ。



その手前にある古本店「ほんだらけ」に足がとまる。
この看板、大好きである。
「本は心のご飯です」..どうですか?






手にとった本は先日亡くなった北杜夫の「楡家の人びと」(上下)。
文庫本で頁は茶色くなっている。
子供心を持ったユーモア作家の一面しか知らない。
日本文学界に残した名作を読んでみよう。


今晩、ママが作った名作はこれ。
鶏胸肉から揚げ、牡蠣・ベーコン・カブ・エリンギ炒め。







すでに夕食を食べた終えたムックが「鶏肉だけ食べたいなあ」とお茶目な目で見ている。