バンコク、大丈夫?
朝の散歩でチロちゃんとばったり。
久しぶり。
2匹は軽く挨拶。
そのまま右と左に別れた。
武蔵野線沿いを歩く。
見たことがある中年のご婦人。
現役で通勤していた頃よく新越谷駅のホームで見かけた人。
まだ頑張ってるのだ。
陸橋下でまたチロちゃんに会った。
橋げたに新しい落書き。
夜中に来て自己主張するためにスプレーで書いてるのだろう。
おい、もっとやることがあるだろう、これは犯罪だぞ!
散歩から帰ると赤いべべは脱がされる。
道路で大通りを行く人をながめているムック。
目が小さいなあ。
今朝の新聞に「バンコク中心部 週末に冠水か」という見出し。
被害にあった日本企業400社以上とも書いてあった。
現地で働いている婿殿が心配だ。
バンコクには平成17年10月にママと行っている。
当時の写真を引っ張り出した。
中心部を流れるチャオプラヤ川。
船着き場から船に乗るママ。
ニュースによるとこの桟橋も水没しているらしい。
対岸から船に乗って10分。
土色の波が激しく船を揺らす。
行った先は観光地ワット・アルン。
モザイク模様のとんがったタワー。
婿殿には色々お世話になったっけ。
昨日のように思い出す。
朝食後、私は昨晩録画した「本番前@控室」を観る。
ホストは吉田照美と蛭子ヨシカズ。
ゲストは今週も大橋巨泉。
自信たっぷりな嫌味なジジイだが、たまにはいいことを言う。
ただ外国に住んでいて都合のいい時だけ来日するなんてずるいと思う。
ママは実家からいただいた柿を剥いて干し柿にしている。
写真はベランダに吊るしたところ。
ここは寒い田舎じゃないから上手く出来るか?
伊豆稲取の吊るし雛を思い出す。
ダイエーにある100円ショップ「キャン・ドゥ」へ行く。
買ったものはビニールの紐だけ。
たったひとつなのに袋に入れて貰うのは申し訳ない。
普通なら「袋はいりません、テープだけでいいですよ」と言うのだが次に行くところもある。
駅ビルバリエに入る。
目的はスパゲッティ用のフォールトマト缶。
私はパスタおたくです。
2缶を持ってレジに並ぶ。
夕方はママとムックの散歩。
私の一日のスケジュールはムック中心。
とある家にゴクラクチョウカが咲いていた。
これだけまとまって咲くと見事である。
別名はストレリチア。
極楽鳥花のほうが覚えやすい。
散歩しながらスーパーへ。
帰りに風呂屋の前を通るとすごい数の自転車。
今日は水曜日で老人は無料。
なーるほど。
老人ばかりでイモ洗い、いや皺荒い。
失礼。
最後はママの絵手紙。
「あした天気になーれ 雨でも晴れでも 精一杯」
よく出来ました。
因みにこの下駄はカボチャのタネ。
北杜夫が亡くなった。
「どくとるマンボウ昆虫記」を心躍らせて読んだ。
次兄、3兄とも昆虫少年だった影響で私も昆虫大好き末っ子で育った。
北氏が寮生活を謳歌した松本高校時代をつづった「どくとるマンボウ青春記」が一番好きだった。
それと遠藤周作、阿川弘之、佐藤春子とのユーモアたっぷりの交流記も楽しかった。
しかし、三島由紀夫をして「これこそ小説なのだ!」
と言わしめた「楡家の人々」はまだ読んでいない。
文庫本を探して読もう!
私の青春の一部を育んでくれた北杜夫氏に合掌。