8時間ゆられて伊勢神宮へ




年金協会のバス旅行。
駅前からバスの一号車に乗る。
44名。
ここのほかに越谷、北越谷、せんげん台で参加者を乗せて全部で4台になる。


今回の行先はお伊勢様。
一号車のリーダーは婿殿の父上である。
入り口で部屋の番号とスケジュール表を貰う。
おや、部屋の番号が車のナンバーと同じだ!
こんなことに喜びを感じる。



バスが走るとのどごし生をプシュッと開ける。
すると婿殿の母上から(今回は婿殿のご両親が参加)紙の箱に入ったおつまみの差し入れがあった。





サービスエリアで最初のトイレ休憩。
すると小学生の集団と一緒になった。
女性トイレがすごい行列。
こうなるとキミマロのネタじゃないがオバちゃんが男性トイレに入ってくるのだ。


静岡に入ると早速富士山が顔を出す。
しかし私の反対側。
やっと完全な姿を見せたのは富士川サービスエリア。
「富士山を見るとなぜかホッとするわね」と女性が言っていた。
同感である。





昼食は旅行会社が用意した弁当。
9つに仕切られたご飯とおかず。
ひぇー小さなウナギだな〜という声。





いまサービスエリアで休憩したばかりなのに「ガイドさーん、おしっこ!」という子供みたいなオヤジがいる。
しょうがない、緊急停車。
つられて3人下りた。
「あれは前立腺肥大だな」と口の悪いオバちゃん。


昼食が終わると車内はカラオケタイム。
同じ人が何曲も歌う。
私も歌いたかったがこのかれた喉では無理。


すごい音痴の男性がいた。
完全に音程を外しているが妙に味がある。
終わると拍手。
よかったわよーと声がかかる。
実際は終わってよかったという意味?



8時間かかってやっと伊勢神宮に到着。
みんなホッとしてバスから下り玉砂利を踏む。


大鳥居の前で婿殿の母上が制服を着た係の人に「シャッターを押してもらえませんか?」と頼む。
つまりご両親と私のスリーショット。
係員は入場者をカチャカチャとカウントしている。
一瞬ためらったがやっぱり「仕事中だからできません」との返事(当然)。



この茅葺屋根が外宮である。
ちょっと地味である。
伊勢神宮では20年に一度の社殿などの建て替えを進行中。


外宮の中でデジカメを持ったら白装束の宮司さんに「カメラは駄目です」と注意された。




3つの石が重ねられた場所がある。
「これは今人気のパワーポイントです、この上に手を置くと熱くなるでしょ?」と説明する人がいた。
やってみたが何も変わらなかった。



今日の伊勢神宮は外宮のみ。
内宮は明日参拝する。



この後は二見へ。
観光スポットは夫婦岩だが、その手前にあるお土産店で梅宮辰夫の辰ちゃん漬け人形があった。







鳥羽に出る。
鳥羽湾を見下ろす丘に建っている鳥羽シーサイドホテルに着いたのは5時。






部屋に入って見下ろすと鳥羽湾が一望できる。
これは素晴らしい!








宴会場に集まったのは約150名。
すべて老々男女である。
この後は舞台でカラオケ大会。
大騒ぎである。




実に見事な料理だった。









固形燃料をつかって温める料理が2種類。
豚肉野菜鍋とエビの塩煮。
それも時間をずらして火をつけるのだ。






赤い大きな器が運ばれてきた。
中身は器に描いてあるカレイだった。
実にカレイ(華麗)な姿である。



こういう組織の宴会は役員が多く挨拶も多い。
最後にやった婿殿の父上の三三七拍子が一番良かった。