まるで乾いたハワイの風


おかえりなさい、のポーズ。










御宿の宿(ニュー阿波屋)で4時に目が覚めた。
4時20分にそーっと外に出る。
薄明るいがまだ月がこうこうと照っている。



月の沙漠記念館のところに車がとまっていて中に人がいた。
夜中に来て仮眠しているのか、それとも野宿。




月の沙漠に人影がある。
音楽も聞こえる。
女性が10人くらい。
男性も一人いた。
「店長!」という声がしたから多分水商売の女性たち?
そのうちの一人がゲロっていた。



海岸通りに椰子の並木がある。
その向こうに朝日が昇る。
さあ、暑い一日が始まるぞ。


浜辺をビニール袋をもってゴミを集めている人がいる。
手には網。
ラブラドール犬がお伴。
浜辺を奇麗にしようというボランティア。


都会から来た若者は散らかしたままで帰る。
自分たちだけ、その場だけ楽しければいい、という精神だ。




海につながる川がある。
そこに大きな鯉が泳いでいた。
橋の上で手をポンポンと叩きパン屑をあげる地元の老人。
あとで私もオニギリをあげた。




朝食のメインはアジの開き。
これが実に美味しい!
さすが漁師の町だ。
旅館の定番の納豆、生卵、小梅はない。
朝はこれでいい。







義兄がどうしても行ってみたいというメキシコ記念塔へ。
子供のころ行ったそうだ。
江戸時代に台風で難破したメキシコ船を漁師と海女が助けたとされている。
それを記念して建てられた。
御宿は日本とメキシコの友好に寄与してるのだ。





ここからの景色はすばらしい!
遠くに見えるのは勝浦である。
海の風が涼しく感じる。
まるで乾いたハワイの風だ。




このあと勝浦の病院まで。
訪問する予定だった義母の姉(93)が昨日入院していたからだ。
病院はお年寄りでいっぱいだった。
太陽の下で楽しんでいる老人もいれば病院で痛みと戦っている老人もいる。



帰りは実に順調。


小松川で下りて環七を右折するところでファミレスに入り昼食。
もう刺身などの生ものはいい。
食べたのはハンバーグとから揚げ。


家に着いたのは3時。
ムックの無事な顔を見て安心した。


それとガラスケースの中にいる富蔵くんも元気ですよ(タイに向けて)。


疲れた、TVを見ながらウトウト。


夕食は(まだ食べるの?)アスパラ肉まきとミニバラ巻き。
色合いがいい。
それとキムチ豆腐。