今日の富蔵くん
ぺっちゃんこの丸顔なので長い舌がすぐに出て来る。
これで前歯が抜けたらもっと出るだろう。
朝の散歩はムックを連れて住宅地を歩く。
電柱のところにトケイソウが咲いている。
パッション・フラワーとも言う。
昔は見かけない花。
幾何学模様が西洋的で美しい。
韓国の国花のムクゲ。
右下がフウセンカラワタの実。
いつ見てもユーモラスだ。
ついでに花をもうひとつ。
この美しい赤い花はモミジアオイ。
散歩を終えても玄関の踏み石で足を突っ張って「まだイヤ！」と抵抗するムック。
このあと「ご飯だよ」というと上って来た。
今日は涼しいので作務衣を着てみる。
肩から下げたポーチは娘のタイ土産。
作務衣はポケットが少ないから小物入れが必要だ。
この格好で自転車に乗り動物病院に行く。
前を歩いている大男と小さな女性。
良く見たら居酒屋Ｄのご夫婦だった。
でも最近行っていないので知らんぷりして通りすぎた。
動物病院でムックのフィラリアの薬をもらう。
病院の壁にはワンコとニャンコの写真。
グリーンの診察台には無数の犬や猫の足跡がついている。
帰りにダイソーに寄り富蔵くんのうんち取り道具を買う。
天ぷらなどをしゃくう網である。
作務衣で町を歩くと前から来た人が私をジロジロ見る。
家に帰りママに「けっこう注目されたよ」と言うと「その格好でポーチだとオカマと間違えられているのかもよ」と鋭いご意見（笑）。
ピンポンとチャイム。
吠えるムックを抱いて出ると陽に焼けた男が「○○港から来たんだけどマグロどうです、生きがいい赤身ですよ！」と言う。
けっこうです、と手を横に振った。
その後の家では中に入れてもらい商談成立のようだ。
流しの商法はいい加減なものが多い。
と言う私だが、古くなった郵便受けを流しの職人にやってもらった過去がある。
昼食はさらっとお茶漬け。
お茶漬けのもとに瓶詰めの佃煮、梅干を乗せてお茶を注ぐ。
これが旨い！
ソファで昼寝。
優しい母親の夢を見た。
思わず「泊まりに行っていい？」と声を出した。
つまり寝言。
最近寝言が多い。
富蔵くんに生きているコオロギをあげたい。
そこで熱帯魚屋へ行く。
口ひげの店長に「大きいコオロギ１０匹ちょーだい」と言う。
その間、ウーパ・ルーパの赤ちゃんを見ていた。
一匹４８０円。
店長に「これ安いですね、餌は何をやるの？、熱帯魚と一緒に飼える？」と聞いた。
「赤虫をやってます、魚とは一緒に飼えませんね」と言われた。
報土院の山門のところにその時々の言葉がある。
「お盆は亡き人と生ある人との再会で仏教徒のゆかしい心が育てられる。心をこめて迎えて下さい」
今日、昼寝の夢で母と再会しました。
家に帰るとママが絵手紙を書き終えたところ。
このメロンの絵は帯状疱疹で体調が悪い長兄に書いたとのこと。
本物のメロンは送りません。
さて今日の富蔵くん。
朝はパプリカと缶詰コオロギを与える。
夕方は生きたコオロギ。
動きが全然違う。
生きものを見ると野生のトカゲに変身！
身をくねらせて獲物を狙う。
