谷塚斎場















神社の中を通ると木の穂がバラバラと落ちている。
なんの木だろう?
と言うことは毎朝ボランティアで掃き掃除をしているU野さんはまだかな。


ご近所の藤の花がポツポツと咲きだした。

ピンクの桜のあとは紫の藤。
春は楽しい..いつもなら。
今年はちょっと手放しで喜べない。






昨夜に続いて今日も葬儀に参列。
告別式なので参列される方は少なめ。


朝一番の焼香をする。
早いのでまだ抹香の火種がない。
そこでローソクで線香に火をつけ立てる。


その線香が倒れた。
慌てて拾って深めに指し直すとそばに立っている線香に触れて「アチチチ!」と飛び上がってしまった。
ママにしっかり見られた。


ご親族の中に福島県の方がおられた。
放射能測定の結果、つい先日原発避難地区に指定されたそうだ。


地元で会社をやられている社長さんでロータリークラブの次期会長さんが「政府から枝野さんがやってきて説明をしたが、これからどうしよう、しばらく様子を見るか社員を解雇して会社をたたむか」と悩んでいる。


喪主から「福島では亡くなった方は葬式も満足にあげられない状態です、それと比べれば恵まれています。」というような挨拶。


火葬場はマイクロバスで谷塚まで。
この斎場は過去に2回来ている。
両方とも葬儀のお手伝いだった。


カマの前で最後のお別れ。
参列者の整理をしてる70近い女性、その耳に地味なピアス。


ここで焼骨が終わるまで小一時間待つ。
集骨式でカマの前に集まる。

写真は広場の上にあるシャンデリア。


火葬場の職員が骨の説明をしながら骨壷に納めて行く。
「ここが喉仏」などと。
ちょっとした大学の講義のようだ。
壺にぴったり収まった。


平成5年に亡くなった父親の遺骨を思い出す。
骨密度が高くてしっかり残っており骨壷に入りきれなかった..。



初七日の精進おとし。

義兄と並んだので結構飲んだ。
少量多種でお酒のつまみに丁度いい。



家に帰るとすぐに横になる。
まだ腰痛が治らない。