大相撲について



最近、ムックの口が臭いらしい。
ママによると歯槽膿漏のようだ。
私は気がつかない。
ちょびちょびと人間が食べるものをあげてしまうのがいけないのか。


雨戸をあけると道路が濡れている。
久しぶりのお湿りである。
一時的に雨があがったのでムックの散歩に出る。

写真はブルーの防寒コートを着たムック。


朝食を終えてバイトに出ようとしたら雪が降って来た。
コートの襟をたてて自転車を走らす。


職場の窓から見たらボタン雪が次々と舞っている。
この光景は大好きである。
大雪で困っている雪国の方、すみません。


ママから持たされた暖かい麦茶のポットをテーブルに置いて、さあ、今日の作業!


昼はガード下のラーメン王に行く。
残念ながら今回は厨房のカウンターに座れなかった。
中華の鉄人の技が見れない。
しょうがない後ろから見よう。
さて、今日は何を食べようか?
味噌ラーメンかタンメンかで迷った。
結局野菜が入っているタンメンにした。

中山道に出るともう太陽が出ている。
朝の雪が夢のようである。
形のあるものはいずれは消える。


明日から次のバイトまで6連休。
解放感がある。
今まで毎日が日曜日だった癖に..。
妙なもんだ。


居酒屋U蔵に寄る。
TVのそばにのカウンターに座る。
まずはお通しを食べながらサービスの生ビールを飲む。


頼んだのはキムチチゲ鍋、シメサバ、アボカトサラダ。
いつものパターンである。


すると後ろから私に声がかかる。
振り向くとミチヨちゃんだった。
手にもった小エビかき揚げの差し入れ。
「いやあすみません」と振り返ると、小上がり座敷に旦那さんのS木社長がいた。


それじゃあ私も大皿に盛ってあるアボカドサラダを小皿に移してお返しした。
この店は一品のボリュウムがすごいのだ。


キムチ鍋がよく煮えたので食べる。
生ビールのあとはホッピー。

カウンターの向こうにはお手伝いの若者がいる。
先ほどシメサバを運んで来た時、二の腕に立派な入れ墨を見た。
私の年代になると入れ墨イコール怖い人という連想。
オーナーシェフは色白の優しい顔だがこの若者は精悍な面構え。


「キミもいづれはこのような店を出したいの?」と声を掛けた。
すると「ええ」と優しい笑顔。
「頑張ってね」と応援の言葉。


今日は雑炊は食べなかった。
丁度1時間半で席を立つ。
S木さんご夫妻とお友達に挨拶して外に出る。


パン屋に寄り食パンとウインナーパンを買ってレジに行く。



大相撲が大変なことになっている。
大相撲についてちょっと考えてみる。
八百長があるということはみんな薄々知っていた。
人間がやっていることで、相手はいつも生活を共にしている仲間である。


昔からあの力士はガチだという言葉が使われていたが、ガチンコとは本気にやるということだ。
ガチンコの反対は八百長
つまり八百長は常にあったということだ。


八百長問題で講談社相撲協会での裁判があり講談社が敗訴したが、そのとき証人台に立って八百長はやっていないと証言したのは、今回八百長を認めた2人だそうだ。
裁判のやり直し?


八百長は過去にもありました、まことに申し訳ございません。
今後は一般の興行団体としてやっていきますが、八百長無気力相撲は絶対やりません。
力士の報酬制度の見直しもします。
そして真剣勝負の日本国技としての信頼を勝ち取った暁には再び公益法人として認めていただきたい。」くらいの本気でやらにゃあダメだと思う。


相撲フアンのお年寄りのためにも..。