居酒屋に新しいTVが入った。
朝、自転車置き場に行くと私より年をとった先輩が「おはようございます!」と私の愛車を受け取ってくれる。
150円を払うと「今日は4番に入れました。行ってらっしゃい!」と明るく送りだしてくれた。
現役時代はそれなりのポストにいた人だろう。
駅に向かう前にコンビニに寄る。
ここで本日発売の週刊文春を買う。
「袋はいいですよ」とそのまま手にとる。
週刊文春は好きだが、はじめにあるグラビア「原色美女図鑑」はいらない。
文春はポストや週刊現代と違うのだ。
文春の読者の意見はみなそうだと思う。
職場に着くとまず今日は富士山が見えるかなとブラインドの隙間からのぞく。
おお、今日も私の神様が見える。
昼食はボスと蕎麦屋に行く。
毎回書くが、ボスが席に座ると女将は「大盛りですね、そしてそちらは?」と私を見る。
私、「たぬき蕎麦!」と注文。
この寒さからすると玉子とじ蕎麦でもよかったかな?
昼食後はボスと別れて伊勢丹の地下へ。
今朝食べたシャケが旨くてまた買ってしまった。
ついでにサバも衝動買い。
今日の空はちょっとおかしい。
奥に明るい積乱雲のような雲。
雲が何種類も交錯しているようだ。
帰りに家族公認の居酒屋に寄る。
店の前に自転車が5台も止まっていた。
60代半ばの男性5人が小上がり座敷を占拠している。
今日のお通しはナメタガレイとホタルイカ。
おや、TVが新しくなっているぞ。
「高かったでしょう?」とマスターに聞いたら「いや、ちょっとルートがあって」とぼやかす。
調整からTVのお立ち台までマスターが一人でやったそうだ。
大きさは32インチ。
オーダーしたのはレバ刺しと牡蠣フライ。
シャリシャリするレバ刺し。
ニンニクとゴマ油で食べる。
一方噛むとジュワーと汁が出る熱い牡蠣フライ。
生ビールの後は焼酎の梅干しお湯割り。
隣にNちゃんが座った。
独身のワンマンカンパニーの社長さん。
11時出勤の5時退社といういい身分。
彼に海外旅行の話を聞く。
昨年はモロッコに行ったそうだ。
この話が実に面白かった。
でも日本から20時間もかけていくところかな?
私の左隣には60歳半ばのオヤジ。
30代後半の女性を連れてきている。
親子のような年齢差。
どういう関係かな?と詮索したくなる。
女性がよく飲みよく食べる。
このカップル、帰るときにはオミヤを頼んでいた。
滞在時間、1時間40分でNちゃんに別れをつげて外に出る。
私は家に帰ると風呂に入りまた缶ビールを飲んじゃった。