脱走した?



まるでチャウチャウみたいだな。


ムックとママを駅まで送る。
今日は人形町で観劇である。
黒木瞳の舞台とか。


家に戻ると陽だまりでパソコンを叩く。


昼はどん兵衛の天ぷらそば。
同じ名前のうどんチェーンと裁判をしていたが和解したらしい。

ユーチューブでカラオケを聞く。
これ覚えたいなあという曲をテープに録音した。
その録音の仕方はとっても原始的だ。


レコーダーは3月まで使っていた。
このレコーダーでセミナーの練習をしたもんだ。
もう使うことはないと思っていたが..。


本を読んでいたが余りに天気がいいのでムックと外に出る。
行く先は元荒川の土手。
水門のところにカメラの放列。


被写体はカワセミである。
私のデジカメじゃとても無理。
遠くの枯れ木に緑色の点が見える。


あれがカワセミ
そのとたん緑の点は空を飛んだ。


土手の上を歩く、この時間は誰もいない。


先ほど録音したカラオケを聞きながらムックと散歩。


中央公民館の真ん前まで来ると向こうから大きなワンコがやって来た。
飼い主はいない。
自由に楽しそうにやって来る。


ムックは大きなワンコに敵対心をもっていてウーッと唸るのだ。
彼がその気になればこんなチビ犬は一噛みだ
その唸り声に反応して秋田犬が踵をかえして近づいてきた。




これはまずいムックを抱き上げる。


すると小学生のころのトラウマが蘇った。
確か5,6年生だったか。
ピース(スピッツ)の散歩をしていたらテリアの雑種犬が飛んできてワンワンワンと始まった。
私はすぐにピースを抱きあげた。


ミックステリアが立ち上がってピースを噛もうとする。
するとピースは私の肩をガブっとやったのだ。
私は飼い犬に噛まれたのだ。
今でも肩にポコッとした傷がある。



秋田犬は近くまで来たが戻って行った。(ホッとした)
じーっと行く先を見ていたら中央公民館の水道まで行って水を飲んでいた。
向こうから来たオバチャンが「あら、あのワチャン、いつも連れて歩いている女性がいないのね」と言う。
と言うことは飼い主もいないまま散歩?
脱走したんだな。


秋田犬は市役所前の道路を渡る。
すると車が急ブレーキ。
この大型犬じゃぶつかると車が壊れるだろう。


向こう側の土手をぐるっと回る。
まだコスモスの花が揺れている。

水門のところに戻るともうジイサンカメラマンはいなかった。
カワセミはねぐらに帰る時間かな?
その場所にはシラサギだけが残っていた。



夕食は私がスパゲッティを作ることにした。
息子の帰って来る時間に合わせてゆっくりと。
ベースは例によってトマトスープ。


付け合わせはママが作ったポテトサラダ。


ちょっとパスタが多めだったが完食。
おっと写真を撮るのを忘れた。



いやあ今日のニュースは北朝鮮の韓国爆撃のことばかり。
韓国の若者は真剣だ。
いつ兵役で徴集されるかも知れないのだ。


兵役につく人はほとんど家庭を持っている。
その瞬間、幸せな一家が悲しみに襲われるのだ。


今読んでいる本の影響でそんなことを考えてしまった。
歴史を見ても戦争で幸せになった例はない。
戦争に勝っても生活を滅茶苦茶にされた国民は悲しむ。
負けた国からも恨まれる。


それにしても人間は愚かな生き物だ。
常に世界のどこかで戦争をしている。
悲しい生き物かも知れない。