白寿までお元気で
ママは朝から忙しい。
朝食の準備、洗濯とやってから車で実家へ行き義母、義兄、甥っ子を連れて来るのだ。
今日は義母の卆寿のお祝い。
国道沿いのしゃぶしゃぶ「木曽路」を予約した。
私と娘と息子は花屋で義母に贈る花束をもらってからしゃぶしゃぶ屋へ。
留守番をするムックは「寂しいなあ」と固まっている。
11時半ちょっと前に行くと受付前は沢山の客が待っていた。
そうか、この時期は七五三のお祝いだな。
乾杯のあとはママから「白寿まで長生きしてね」と花束の贈呈。
店長がやってきて記念写真を撮ってくれた。
このサービスは有難い。
7人並んだ写真だが、甥っ子はなんと189センチの大男。
座ってもらう。
立ったままじゃフレームに入らない。
そしてどーんとしゃぶ肉が運ばれた。
旨い旨いと箸が出る。
タレはポン酢とゴマだれ。
私の食べ方はポン酢に入れてからゴマだれにちょいとつける。
タレにニンニクを入れるといい。
これは野菜の入れ過ぎ。
しゃぶしゃぶのあとはきし麺か中華めん。
私は中華めんにした。
しゃぶしゃぶのあとの中華めんと言えば浅草の「四万六千日」が絶品。
しかい、ここ「木曽路」の中華めんも旨かった。
すっかりいい気持になった私は帰り際に店長に「中華めんのタレが美味しかったですよ、固形スープが入ってましたね。
浅草の四万六千日も旨いですが、浅草の四万六千日という店を知ってますか?」とくどくど話をした。
「おとうさん、恥ずかしかったわ」と娘から言われてしまった。
酔っ払い爺オヤジになってました。
家で義母や義兄と雑談をする。
その後またママが実家まで送って行った。
酔った私は夕方まで横になる。
あれだけ食べたのに夕飯はまたしっかり食べ飲んだ。
夜は娘が作った明太スパゲッティ。
いつも食べているトマトベースとは一味違うパスタ。
旨い!
夕飯を食べると娘は富蔵くんが待つ市ヶ谷へ帰って行った。
日本シリーズ、今日もすごい試合をやっている。
7−6とリードされた9回裏。
ガッツがある中日和田の3塁打、ブランコの犠打で延長戦。
しかし、結果は12回で決まった。
8−7でロッテが5年ぶりに日本一になった。
「野球は8−7が最も面白い」と言ったのはルーズベルト大統領とか。
ロッテは実に明るいチームだ。
クイズヘキサゴンに出てオバカなのがバレた西岡が主将だからその明るさは本物。
また温厚そうな西村監督とオレ流のニヒルな落合監督の差かな。