90歳の義母が御宿に里帰り


4時半に起きて空を見る。
曇りである。
生ゴミを捨ててからムックの散歩。


それから東京のママの実家へ行く。


実家で義母と義兄を乗せて京葉道路に乗ったのは6時25分だった。
お盆なので当然渋滞。
でも時速10キロくらいで動いている。

3時間半走って海が見える一の宮海岸に着いた。
九十九里海岸の方面を見ると豆粒のようなサーファー。


この写真じゃわからない。


それから1時間で御宿に到着。
まずは海岸そばに車をとめる。
義母はここで生まれて育った。


杖をついてママに手を引かれて歩く義母。


薄曇りだが、海風が強い。



キャー!キャー!と水着で楽しんでいる人たちを避けながら歩く衣服をまとった我々。


遠くに見えるのはホワイトホテル群。
まるで外国みたいだ。
真ん中あたりに月の砂漠の像があるはずだ。



義母の一族が眠っている山に囲まれたお寺。
本堂でお線香に火をつけてもらい墓参り。
住職の母親は97歳で健在である(今日はお出かけだったが)。

いろんなことが思い出されるのだろう。
義母が墓前で涙をこぼす。


墓のそばに玉虫を発見。
久しぶりだ。


残念ながら死んでいた。
しかし、この美しい色合いは衰えない。


美しい羽を集めて作った玉虫厨子が有名だ。


義母の兄が眠っている別のお寺にも寄る。
ここは井戸水である。

その後、親戚の家に顔を出す。
ここでも義母の92際の兄嫁に歓迎された。
御宿のお年寄りは長寿。


このオバア様が盛んに私に缶チューハイを勧める。
「運転するので」と断ると、「大丈夫よ、これは酔わないから」だと。


昼食はTVで有名になった「かねなか」に寄る。
御宿に来るとこの店で食べる新鮮な料理が楽しみ。
伊勢えびまつりをやっていた。


12時前に入ったのに満席だった。
入口の生簀には伊勢海老がどっさり。

店のオバチャンが「カウンターなら4人様、座れますよ」と言う。
しかし、足の悪い義母がいるから座敷があくまで待つ。


今日食べたのは特上寿司、焼きはまぐり、コチのから揚げ。



飲み物は私がビールで義兄がウーロンハイ。
ママは運転があるのでお茶。(すんません)
先ほどのオバチャンに「運転する方にはアルコールは出しませんが、よろしいですね」と言われた。


帰りに一番込むポイントは千葉東JCT。
東京方面と館山、アクアライン方面が同じ道を走っていて千葉東JCTで東京方面の車線が一本になる。


ここでズルイ車は館山方面に行くふりをして寸前で東京方面に割り込むのである。
いやだね〜。

思ったより早く東京に戻れた。
帰りも4時間だった。


いやあ、今年お盆も親孝行をしたなあ。
義母が元気なうちはママと一緒に足になる覚悟である。


最後に留守番をしていたムックの写真。
2回ほど御宿へのドライブに連れていったが、彼がいると食べ物店に入れない。
この写真じゃよそ様にはどうなってるか分からないかも..。