心やさしい男の子

前方にしらこばと橋が見える。
これは鳩のつがいが首を伸ばしているデザイン?

水門のところで車を止めてムックの散歩。
しらこばと橋を斜に見るとこうなる。

早朝なので風がさわやかである。

川のそばの板場でムックと休憩。
この上でリクライニングチェアに横になりたくなるほどいい気持ちだ。


ムックは土手の上のワンコが気になる。


庭のオモトに孵化したばかりのアブラゼミ


こんな小さな庭だが例年20個以上のセミの抜け殻を見る。


ママはバレーボール。
暑い体育館で大丈夫?と心配になる。
あの所ジョージさんが熱中症になったという報道。


私はTクリニックまで痛風の薬を貰いに行く。
本来ならウオーキングだが、この暑さ。
今回はキャップをかぶって自転車。


私の前をタンクトップの若い父親と1年生くらいの男の子。
風邪らしい。
その父親の肩に入れ墨がはっきり。


我々が若い時には肌に墨を入れているのはヤクザもんか職人と決まっていた。
今は遊び人やミュージシャンが軽い気持ちでタトーを入れている。


受付で「薬だけ貰いに来ました」と告げると「前回の診察が5月ですから今日は診察してください」と言われてしまった。


待合室で国会中継のTVを見る。


菅総理大臣の答弁はいつも低姿勢で「野党のみなさんも一緒に考えて国民のためにやりましょう」というスタンス。


この調子じゃ法案もすべて玉虫色になってしまう。


名前を呼ばれて診察室に入る。
先生はパソコンの画面を見ながら「お酒のほうは飲んでますか?足の痛みはありませんか?」といつもの言葉。


「酒は相変わらず飲んでます、でも週に一回休肝日をつくっています。痛みはありません」と答えた。


診察はこの会話だけ、たった3分で終わった。


クリニックの後は薬局。
薬局でも薬剤師に「痛風の痛みはどうですか?」と聞かれる。
そんなことは医者の分野じゃないの?と言いたくなる。


帰りにぐるっと回って図書館(出張所)に寄る。
まだ10時前だから開館していない。
しかし10人ほどが並んでいた。


日中の暑さを涼しい図書館で過ごしたいという人たちだ。


この暑さ10分も待てない、家に帰ろう。
クーラーが効いた我が家ではムックが水泳の飛び込む姿勢で眠っていた。

昼はそーめんにしよう。
大根おろしで食べたい。
そこで近所に大根を買いに行く。


斜め前の家で改装工事をしていて常に大工さん、左官屋さんがいる。
「あのオヤジ、また出かけたぞ。今度は大根を1本だけ買って来たぞ」と私の毎日を観察しているだろうなあ。



夕方、バレーボールから帰って来たママと買い物に出る。
行く先は西友ストア。
ママが買い物をしている間、車の中でムックと待つ。


スーパーの入口に太った柴犬がいる。
西日の差すアスファルトの上で暑いだろうなあ。
すると小さな男の子がワンコの隣にしゃがむ。

この心やさしい男の子はワンコが喉が渇いているだろうと持っていたペットボトルから水をあげていた。
柴犬はアスファルトの上に流した水をぺろぺろ。


買い物を終えたワンコの飼い主が出て来た。
ワンコそっくりな太ったオバチャンだった。



空がピンク色。
でも夕食の時間だから陸橋の上まで行けない。
ベランダから撮った写真がこれ。


巨人が阪神に勝った。
また首位に返り咲き。
今日のような勝ち方なら見る方が楽だ。


「まだまだ先は長い、ゆったり見なはれ」とお腹を出したムックに言われた。