年よりは正直、雨で寒い日は外に出ない。
ひえー寒い。
それに雨。
夏日だった昨日との温度差は18度とか。
雨だからウオーキングはやらない、と言うわけにはいかない。
何しろ一日7千歩が目標である。
傘をさして蒲生駅まで歩く。
そして駅前にある床屋に入る。
一般が1,900円、60歳以上は1,680円という店だ。
年よりにはありがたい。
ドアを開けると客は一人もいない。
50代後半から60歳とおぼしき理髪師が2人いた。
私を見てホッとした顔をしていた。
メガネも唇も厚い雇われマスターが「いやあ、お客様は正直ですね、雨が降って寒くなると全く来てくれませんよ」とボヤく。
暖かだった昨日はこの時間4人も待っていたそうだ。
ここの客は暇を持て余している中高年が多い(60歳以上優遇料金)。
だから雨の日は来ない、というわけだ。
普通の年よりはそうだ。
散髪は30分で終わる。
帰りの陸橋の下、ハナミズキの花が雨に煙っていた。
ハナミズキにも沢山の思い出がある。
今日の寒さではハナミズがたれる..。
ママはバレーボールでいない。
昼食は外で食べてもいいんだがムックと一緒にいたい。
そこでインスタントラーメンを作る。
インスタント味噌ラーメンに豚肉とキャベツ、もやし、ニンニクを入れて煮る。
出来上がりに唐辛子入りの海苔を乗せて出来上がり。
これが意外と旨い。
ムックに「お椅子にポン!」と号令をかけると籐椅子に乗る。
そこでおやつをあげる。
借りてきたDVD「アマルフィ」を観る。
織田裕二主演で、昨年テレビコマーシャルで宣伝していたやつだ。
面白くないので早送りしてしまった。
ママが帰ってくる車の音がするとムックはすぐに反応する。
夕方の散歩はワンコ用のレインコートを着せて出る。
本人にとって窮屈だと思うが素直に歩く。
陸橋のコンクリートにおしっこをするムック。
下品な写真、すみません。
今日は週刊文春の日。
コンビニで買ってきて風呂に入って読む。
風呂の蓋は2枚のジャバラ。
そのうちの1枚をかぶせたままでそこ週刊誌を乗せる。
メガネをかけたらたちまち曇る。
やっぱり風呂の中での本読みはダメだ。
週刊誌が風呂の湯気でぼこぼこになってしまった。
寒い雨の日のムックは一日中横になっている。
元気なのは散歩の時と餌の時間だけ。
今日の万歩計、7,827歩。
そうそう、昨日浅草の居酒屋で見たTVで知ったのだが、今、静かなブームになっている歌がある。
それは「トイレの神様」
歌手は植村花菜。
おばあちゃん子で育った女の子の話を歌にした。
おばあちゃんに可愛がられて色んな事を教えてもらった。
トイレに女神さまがいて綺麗に掃除をすると女の子はべっぴんになる、など。
その娘も大きくなると家を出ておばあちゃんのことは一切忘れてしまう。
そんなよくあるケースを歌にしたもの。
聞き終わった後涙が出てきた。