盲導犬に感謝。

osyousan2010-02-17


明け方夢を見た。
場面は昔の職場。
新しく転入して来た若いヤツがいた。
名前を聞いたら「〇×△..」と分からない。


もう一度聞いた。
すると「チェッ、うるせえなあ」と言う。
ここで私はキレた。


「なんだ、この野郎!」と睨みつけた。
その瞬間、しまったこれは夢だと気がつく。
どうしたの?とママが私の体を揺らす。


最近本当に寝言が多くなったなあ。
多分、国母選手のことが記憶にあったのかも。


サラリーマン生活の中で「この野郎!」と言う言葉を使ったことがない。
年をとって理性のタガが外れてきたようだ。



朝、武蔵野線に乗る。
窓際が空いていたので行こうとしたら盲導犬がいた。
電車の揺れに身をまかせている。


犬種はラブラドール犬である。
本来は明るく陽気なワンコ。
テレ東の人気番組「ぽちたま」のまさお君を思い出す。


しかし、盲導犬になるラブラドール犬は遊びたい時に遊べない、吠えたい時に吠えることが出来ない、そのように飼育されているのだ。
献身的なワンコとして身体障害者の方々を助けている。


愛犬家の立場としては人間のために本当にありがとうと感謝したい。
普通のワンコと比べて寿命が短いと聞いて心が痛い。


電車の中ではデジカメは撮らないようにしているが、今日はそーっとシャッターを切った。


ご主人様は座席に2人いた。
お二人とも目が不自由のようだ。
男性のほうは黒いネクタイを結び始めた。
これから葬式に参加するのだろう。


そういった急用じゃなければ通勤ラッシュに電車は乗らない。




昼食は「刀削麺酒家」に行く。
注文は当然タンタンメン。
今日のタンタンメンは特に辛い。



3人の客がせきこんで水を飲んでいた。
私も喉に快い刺激を受けた。



仕事が終わって駅に向っていると携帯電話が鳴る。
同僚のHさんからだ。
「どう、飲まない?」という誘い。


隣に座っているのだから職場で誘ってもいいはず。
それがHさんらしい。
2つ返事で了解。


一緒に南越谷の「Eロン」に行く。
5時半過ぎに入ったがもう客が4人いた。
我々はカウンターに座る。


まず生ビール、お通しはちょっと大きめの皿にホタルイカ、メンマ、味噌を紫蘇の葉で巻いたやつ、見た目が粋だ。


次はママが「美味しいですよ」と言うカツオの刺身。
まさか初ガツオじゃないだろうが。
厚く切ったカツオ、確かに旨かった。


カウンターに淡いオレンジの光がある。
岩塩のランプらしい。
ママが「舐めてみてください、しょっぱいですよ」と言うが舐めたくない。

同じ年のHさんとお互いの青春時代の話をする。
心がその時代に飛んだ。


後ろのテーブル席でカラオケが始まった。


今日はカラオケの気分じゃない。
最後は浜松から取り寄せたという餃子を食べて店を出た。



家に帰るいつもどおりにムックが出迎えた。
歓迎の儀式は1,2分で終わる。
着替えてから、ムックと呼んでもママの背中のところで知らん顔。
でも決して「何だ、この野郎!」なんて言わないよ。