年貢の納め時


朝、雨戸をあけてびっくり。
雪が積もっている。
写真はうっすらと雪をかぶったドウダンツツジと車の窓。


寒くて余り気乗りがしないムックを連れて散歩。
武蔵野線沿い、いつもとちょっと景色が違う。



昼食はボスと蕎麦屋
盛りそばをを食べた。
変わり映えしないので写真は撮らない。


昼食後、ボスと別れて常盤公園まで歩く。
もしかしたら雪が残っているかも、と。
まったくなかった。
足元が悪いので公園の中に入れない。



夕方、浦和駅からパルコビルを見る。
暦では今日は立春
5時10分過ぎ、こんなに明るい。
これからが楽しみ。



帰りにもつ焼きの「T田屋」に行く。
カウンターに座りまず生ビールと煮込み。


店の小さなTVで朝青龍が引退したというニュース。
やっぱり。
今日発売の週刊文春にも朝青龍関連の記事が出ていたが、四面楚歌だった。
こういう状態でやめることを、日本では「年貢の納め時」という。


朝青龍、話が両親のことに及ぶと涙が堪えられない。


しかし、ライバル白鵬がインタビューで泣いたのにはちょっと驚き。


入り口のほう目を向けたら農協のA井さんがいた。
黒いコートを着たまま飲んでいる中年男性がいることは知っていたがまさかA井さんとは気がつかなかった。
横から見ると、いい男が年をとったなあ。


A井さんと目があったので手をあげて挨拶。



生ビールの後は黒ホッピーにポテトサラダ。


次はレバーカツ。
そしてホッピーの中を追加。


指をバッテンして、「お愛想!」と声をかけて1時間で席を立つ。


レジにはこの店の看板娘。
大人しそう、とても飲食店で働きそうなタイプじゃない。
「じゃあこれで」と彼女に3千円を出した。


「あら、1万円札が..」と言われた。


千円札に万札が入っていた。
そうだ、今日職場でたて替えていた現金が戻ってきたのだ。
そのまま財布にねじこんだから順番が狂った。


「本当は、チップであげたいね」と酔っぱらったジジイの発言。
嫌だね。


自転車で家まで5分。
シバれる寒さ。
特に顔がピリピリするほどだ。


この寒さ、今から31年前のフランスのシャンゼリゼ通りを思い出す。
あの時は1月だった。
またかっこうをつけたことを言ってしまった。


「そんな話、聞きたくないよ」とムックが横を向いた。