床屋を4軒も回る。
昭和天皇が崩御された時、私の勤め先は大手町だった。
そこで皇居の玉砂利を踏んで記帳に行った覚えがある。
休日なのでゆっくりと起きる。
不規則でも勤めがあると、休日に遅く起きることは贅沢を感じる。
ムックも日向でコックリさん。
ママは午前中から張り切ってカーテンを外して洗濯。
かなりの量である。
私は床屋へ。
しかし、いつも行く「ET」は5,6人並んでいた。
時間つぶしに閉店セールをやっているOPAに行ってみる。
適当なジャケットがあったので即決で買った。
そのジャケットを自転車の籠に入れて、スーパーそばにある千円の床屋に行く。
店前に自転車がたくさん止まっている。
ここも満員だった。
蒲生駅まで足を伸ばす。
駅構内にも千円のバーバーがあったはず。
その前にパソコンショップ「PCデポ」に寄る。
ラジオのイヤフォンを買うため。
先日、車のドアに挟んで壊したからだ。
しかし、ステレオタイプしか売っていなかった。
片耳タイプはもう古い。
やっぱり後でコジマ電気で買おう。
蒲生駅構内にあるのは千円のクイック床屋。
カットだけ。
あとは家で洗いなさいということだ、
ここは待っている人が3人。
座ろうと思ったら「はじめに自動販売機で券を購入してください」と言われた。
この販売機は千円しか使用できない。
財布をみたら1万円札ばかり。
しょうがない、外に出た。
駅前にクルクル回る床屋の看板。
60歳以上1680円と書いてあった。
ここにしよう。
ドアを開けたら老人が3人待っていた。
覚悟を決めてここで待とう。
するとトイレからもう一人ゴマ塩頭の老人がやってきて席に座った。
えー、4人もいるの。
まあいいや、蒲生駅を行き来している人なんか見て時間をつぶそう。
人間ウオッチングが好きである。
1時間も待った。
「ビックコミック」「モーニング」という漫画を4冊も読んでしまった。
やってくれたのは60代後半のオジサン。
実に丁寧である。
髭を剃ってくれる時、顔が近づいて来たので息をとめた。
オジサンが顔を寄せて来るのはいい気持はしない。
加齢臭どうし。
夕方、ガソリンスタンドまで行き給油と灯油を買う。
灯油を入れるときノズルの先からチョロッとこぼれてポリタンクにかかった。
これが臭い。
後でママに怒られそう。
スタンドの後、土手でムックの散歩。
今日は昨日と比べるとそんなに寒くない。