ボクシングの魅力は..
レイクタウンで散歩。
空にはひばりがさえずっている。
芝犬の親子3匹がやってきた。
ムックはキマジメな和犬が苦手である。
久しぶりに浅草に出る。
松屋デパートから信号をわたると新仲見世のアーケードがない。
ちょっと異様な光景だ。
来年まで修復作業中。
そして浅草寺の本堂も修復中。
こっちは作業幕にどでかい龍が描かれていた。
この写真は貴重である。
観光客の中にあでやかな芸者さんを発見した。
偉そうな旦那さんと一緒だった。
都営地下鉄浅草駅近くにある「念珠堂」に行きお香を買う。
正確には香水香という。
雷門あたりに人力車がいっぱい客待ちしている。
それを写真に撮っている外人観光客。
でも高いので乗っているのは日本人が多い。
昼に居酒屋「ニュー浅草」に入る。
相変わらずこんでいる。
狭い4人がけテーブルに座る。
1階は私みたいな年とった男ばかりで皆一人で来ている。
トイメンに競馬新聞を読んでいる70歳半ばのオジサンがいた。
まず生ビールとたぬき豆腐を注文。
ハンチングをかぶった50代の男がやってきて斜め前に座る。
ハンチングは梅ぼし入りの焼酎を馴れた調子で店のあんちゃんに頼む。
ハンチングが競馬新聞オヤジに「今日はウオッカで決まりかね」と話かけた。
すると競馬新聞から目を上げたオヤジが「いやあ、ウオッカはないね。あっても3位どまりだよ」と自論を披露する。
ハンチングはプイと横を向いた。
目の前のオヤジは、しょうがないから私に今日のジャパンカップの予想を続けた。
私は笑ってうなずくだけ。
しばらくするとハンチングは「ウオッカを買っている人が沢山いるんだよ、あんな言い方ないだろ。ウオッカが来たらどうするの、今度の日曜日に俺と会ったら何と云い訳するの?」と妙な言いがかり(これはウオッカない)。
新聞オヤジは「いやあ、それはすみません。お詫びに焼酎いっぱい奢らせてください」と抜けた前歯を見せて笑った。
私は「実は競馬のこと全然わからないんですよ」と話題から抜けた。
今日のジャパンカップの結果、そのウオッカが来たらしい。
我が家の夕食はすけそうダラのチゲ鍋。
8時からボクシング、内藤×亀田戦を見たい。
ママはテレ朝のビフォーアフターのフアン。
私が2階にあがって小さなTVで見た。
心情的には内藤が勝ってほしかったが、時代の流れで亀田のオニイチャンが判定で新チャンピオン。
亀田のストレートを浴びた内藤の鼻が腫れあがって見た目でも負けていた。
ほとんどクリンチのないいい試合だったが、
私は亀田の戦い方に不満である。
ただ勝つためのボクシングをやっているようだ。
やっぱりボクシングの魅力は強打、KOである。
35歳の内藤は引退だろう。
こんどはTVでお笑いタレントになるかも?