サービス券

osyousan2009-11-26


朝の通勤時間、赤色ランプをぐるぐる回して国道に救急車が止まっていた。
すぐそばにバイクがある。
交通事故だろう。


自転車に乗ったままカメラで撮ったが、確かめる余裕なし。

改札を通ると売店で週刊誌を買う。
手に持ったままホームへ。


極端にスカートの短い女子高生がいる。
それでいてしきりに後ろのスカートを押さえているのだ。
気になるのならやめなさい。


君たちは、痴漢を誘発している。


浦和駅に着いて西口に出るとチラシ配りがいる。
チラシを受け取るのは20人いたら1人いるかいないかくらい。
不効率な宣伝手段だと思う。


昼はボスと蕎麦屋へ。
店に入る前はカレー蕎麦を食べようと言っていたボスだが、暖かい陽気にいつものように大盛りそばに変えた。
私は普通の盛りそば。



仕事が終わったら地元の「U蔵」に行く。
珍しく空いていてカウンターは2人しかいない。
まずはお通しをつまみに生ビール。


アルコール類は生ビールでも焼酎でも、最初の1杯サービスである。


週刊誌を読もうとしたら暗くてだめだ。
目が悪くなったもんだ。


ここ着たら注文するのは決まっている。
まずアボカトサラダである。
それに生牡蠣2個。


フラッシュが焚けないから映りが悪い。


中年紳士が来て「さっき電話した○×だけど」と小上がり座敷に座った。
3分もすると「ちょっと」と店員を呼んで「後から女性が来るから奥の部屋に変えてくれない」と立ち上がった。
目だたない奥がいい、なーるほど。


飲みながら手帳を開いた。
するとその中から東武グループのサービス券が出てきた。
金額は千円である。


一週間前にママにもらったもの。


酔うとお土産オジサンに変身する私。
「U蔵」を出てから一路駅ビルバリエに向かう。


パン屋に入り適当に菓子パンをトレイに入れ、レジのバイトらしき少女に「これ使える?」とサービス券を出した。
彼女では判断できないのか、周辺にいる先輩に聞いている。
そして「はい、使えます」と笑顔。


イルミネーションが輝くダイエーの横を通り我が家へ。


「ボクはパンより焼き鳥のほうが良かった」とムックに言われてしまった。