昼の中華店
長いシルバーウィークも終り今日から勤めが始まる。
私の朝はムックの散歩で始まる。
東の空に太陽。
駅の売店で週刊文春を買う。
「文春いくらですか?」と聞くとオバチャンが「340円です」と言う。
おお、安くなったなと思った。
家に帰ってじっくり見たら定価350円だった。
オバチャン損した?
昼は珍しく駅前を通過して通りを渡る。
こんなところに大きな駐輪場がある!
ワシントンホテル1階にある中華店に入る。
ここでランチDを注文。
坦々麺と半チャーハン。
前のテーブルにそのランチDが運ばれてきた。
すると客が「オレ、頼んだのはこれじゃないよ」と言う。
心の中で「じゃあ、私が食べるよ」とささやく。
相方が「それ旨そうじゃん」と言うと客は「これでいいや」と妥協。
坦々麺を食べていたら見た顔が4人で入ってきた。
6年前の職場にいた上司のK山さんだ。
私の真後ろの衝立の4人掛けテーブルに座る。
悪口を言えば筒抜けの位置。
まあ、悪口や蔭口は言わない人だが..。
前のテーブルの2人組が食べ終わって立ちあがる。
「今日は何でもおごってくれるよな」と一人は出口に歩く。
「ああ、いいよ」ともう一人は伝票を持ってレジ。
私が推理すると、おごったほうは昨晩麻雀で大勝ちしたのだろう。
先に出て行ったのは負け組、「やつの財布に入っているのはオレの金」と思っている。
夕食を終えTVを見る。
懐かしい歌謡曲をやっていた。
バンバンの「いちご白書をもういちど」。
1960年代後半、大学は学園紛争に明け暮れた。
そんなことを思い出す歌である。
ばんばひろふみも「平山美紀ともういちど」と思っているか..。