隅田川と越谷の花火
今日の散歩も谷古田公園。
昨夜の雨でもしっかり花を咲かせている芙蓉。
散歩が終わると朝食。
ナス、長ネギ、おくら、ミョウガ、オオバなどが入ったダシを温かいご飯にかけて食べる。
山形名物のこのダシ、スーパーでパックで売っているようだ。
母親が山形出身だから私は小さい頃から食べている。
雑草取りをやる。
作業アイテムは、タオル、帽子、簡易椅子、殺虫スプレー、ラジオ、カマ、ゴム手袋、ビニール袋。
汗が顎をつたって落ちる。
これって気持ちいい。
サウナで汗をかくのと同じである。
終わるとシャワー。
クーラーの効いた部屋で一休みした後、浅草に出る。
家を出てから40分で浅草に着く。
今日は隅田川の花火。
そのため浴衣姿の若者が多い。
仲見世に人だかり。
かきわけて見るとワンコだった。
帽子にサングラスをかけて寝そべっている。
まるで漫画。
観音様の本堂は工事中でグレーの布をかぶっている。
一回りをしてから「ニュー浅草」に入る。
1階のテーブル席に座り周囲を見渡した。
見える客は20人くらいだが、すべて一人で来ている中高年。
生ビールにタヌキ豆腐、そしてツブガイを注文。
足を交互にずらすようにして入ってきた老人。
脳梗塞の後遺症のようだ。
以前にも見たことがある。
店にとっては顔なじみ客だろう。
しかし、「どうも、毎度、いらっしゃい」の声がない。
店主をはじめとして、この店の店員は愛想が悪い。
それでいいのだ。
客はそんな愛想笑いを求めていないのだ。
昼食を食べると吾妻橋をアサヒビール方面に渡る。
橋の下をシーバスが通る。
まるで外国の観光船のように格好いい。
橋を渡ると川沿いに高速道路下を歩く。
すでに場所取りが始まっているのだ。
「この場所から花火は全く見えません」という札がある。
しかし、浴衣姿のカップルは夕方まで待つのだ。
今度は駒形橋を渡り浅草に戻る。
川の中に打ち上げ船がある。
ここは第二会場になるのだ。
今から8年前に屋形舟で隅田川の花火を観たことがある。
ちょうど第二会場あたりだ。
バスツアーだが1人3万円だった。
ママも一緒だから6万円。
昼の12時半から深夜の11時まで。
花火は綺麗だったが、食事は弁当で満足度は低い。
屋形舟が密集するので火を使えないということだった。
松屋デパートの地下にもぐる。
おこわが旨そう。
五目おこわと明太子おこわを買った。
今日は花火を見に来たわけじゃない。
おみやげをぶら下げて東武線に乗る。
家に帰ると花火のうちわが3本もビニール袋に入っていた。
夕飯は我が家で採れたゴーヤのサラダ。
それにシーチキンと松屋で買ったエビを添えた。
とてもいい色合いである。
プロ野球オールスターとFNS26時間テレビを交互観たあと、ママ、ムックと外に出る。
越谷の花火大会もやっているのだ。
陸橋の上にのぼる。
沢山の家族づれが集まっていた。
風が心地よい。
デジカメを構えたが手がぶれて全滅だった。