一人で手巻きすし、そしてサクランボ

osyousan2009-06-28


朝、目をあけると背中のほうにムックが寄り添っていた。
ママは旅行で山形方面へ行っている。


散歩は元荒川の土手。
土手をぞろぞろと人が通る。
中央市民会館の前でやっているラジオ体操が終わったからだ。


対岸のアジサイの花はもう枯れ始めている。
水面に突き出した板場の上で朝の空気を胸一杯吸い込む。



折り込みチラシによると、スーパーの朝市でウーロン茶が安く売り出すようだ。
買えるかどうか行ってみようか。
今朝はママがいないので一人で行く。


TBSサンデーモーニングのスポーツコーナーの途中だったがムックを車に乗せてスーパーまで。
駐車場は入りきれずに車が並んでいる。
ウーロン茶コーナーも長蛇の列。


すぐ諦めた。


その足で出羽公園まで行く。
へら鮒の釣り堀はもう沢山の太公望が詰めかけている。
ほとんどが60歳以上の男性。


おや、体育館前に立派な土俵がある。
自分たちがやるスポーツとして相撲は一般的じゃない。
かなり特殊なスポーツだ。



グランドではソフトボール大会。
ここの参加者もほとんどが中年以上。
1時間ばかりムックと見物。


お爺ちゃんの応援に来ていたお孫さんが退屈してムックのほうにやってきた。
1歳半くらいか?
手に木の枝を持っている。
ムックは子供を馬鹿にするから要注意。
噛んだら大変。



昼食は蒲生駅そばの大衆食堂へ行く。
そう言えば朝食は食べていない。
独身なると面倒だから朝食抜きにするだろうなあ。


お馴染みのS根さんがいた。
「ここいいですか?」と彼の前に座る。
すでに酎ハイを飲んでいる。


食べたのは野菜炒め定食。
それに瓶ビール。
大瓶が450円というのは魅力である。


S根さんに70半ばのご婦人が「カラオケ行かない?」とお誘いが入った。
「飲みかけの焼酎もって行っていい?」と言いながら出ていった。
彼は独身で50歳くらい。


昼食が終わるとサンシティ下にある図書館に行く。
気まぐれに1冊借りた。
「流転ー拳銃密輸王と呼ばれて」というエッセー。
作者は金田仁。
先日亡くなった忌野清志郎のマネージャーをやった後、フィリピンで拳銃密輸にかかわり服役した男。


家に帰るとムックにおやつをあげる。
私は便秘にいいと言われるヨーグルトとバナナを食べた。
バナナの皮に黒い斑点が出てきた。
この熟れ具合が最高、甘ーい。


午後はTVを見ていた。
プロミスレディース、諸見里しのぶの完璧なゴルフ。


それよりミズノオープンの石川遼くんのゴルフはすごかった!
OBを2発連続で打ち1ホールで5オーバー。
一時首位に並ばれたが、奇跡のイーグルで優勝!
まるで漫画のヒーローのようだった。


ママから携帯にメール。
「まだ福島、家に着くのは遅くなる」と言う。



夜は手巻きすしにした。
刺身を買ってきて手巻き用に細くカット、納豆、きゅうり、シソ、す飯を用意。
ここまでやってからおもむろに風呂に入る。


3日ぶりに髭を剃って、さっぱりしてから冷えた缶ビール。
そして大好きな手巻きすしのはじまりはじまり!



11時頃、ママが無事ご帰還した。
お土産は、サクランボ。
ころっと落ちたサクランボをもてあそぶムック。