居酒屋のクリームあんみつ

osyousan2009-06-09


ムックの散歩で外に出ると近所の奥さんから「ちょっと待って!」と声が掛った。
そこで私とムックはフリーズした。


「これ、うちの旦那が買って来たのよ」とカレイを差し出した。
「いやあ、美味しそう!」といただく。
酒のつまみにいい。



南浦和駅から京浜東北線に乗ると車内の宣伝はすべて「洋服の青山」だった。
三浦友和のCM「涼風・ジャケット」である。
三浦友和と来たらキキ・キリンだろう。



勤め帰り、南越谷駅の駐輪場。
目立たなかったが地味に紫陽花が咲いていた。



休肝日の翌日だから寄って帰るパターン。
家族公認の居酒屋。
カウンターには先客のI藤ちゃんがいた。


キャップを逆に被ったI藤ちゃんは新人の年金生活者。
ネコちゃんと二人暮らし。
「運動不足に小さなワンコもいいよ」と助言した。


今日のお通しはハゼと中落ち。
カウンターに座ったらまず生ビールである。



マスターに「今日は野球中継ないの?」と聞く。
ないらしい。
昨夜は巨人が楽天に楽勝。
楽天は、とうとう借金生活になったね」とマスターに振った。


するとマスターは「名前が悪いよね」と言う。
なんで?という言葉を待って「楽天を逆さまに言うとテンラク」 と落ちをつけた。


次にカウンターに座ったのは踊りが趣味のSちゃん。
今日は大人しい旦那様はいない。
「今日、ダーリンはお仕事なの」とSちゃん。


Sちゃんはいきなり手羽焼きを注文。
元気である。
そして締めはクリームあんみつを注文。


「えっ、ここにクリームあんみつがあるの?」と驚いた。
これがSちゃんが頼んだクリームあんみつ


とても見えない。


小上がりにMよちゃんが来た。
社長夫人である。
仲間の中年婦人2人と一緒。


I藤ちゃんがニッカウイスキーの小瓶を注文。
今、これが人気。
淡麗水割りで、アルコール10度。


いい気持になってお勘定。
帰ろうと戸を開けるとスナックHのママとばったり。
ここで夜食を食べてから店をオープンするのだ。
ママとハイタッチして店を出た。


家族公認の居酒屋Mの提灯を後にしたのは7時半。


家に着くと応接間の網戸からムックがのぞいている。
そばに寄るとぷーんと石鹸の香り。
ママが洗ってくれたのだ。


やっぱり最後はムック。