すさのお神社

osyousan2009-06-07


昨晩は零時からサッカーを見てしまった。
冷や冷やハラハラして終わりまでTVの前。


いい場面は、前半の岡崎の体を張った1点だけ。
4−0で勝ったその前の2戦で見せた小気味いいパス回しはなかった。
アウエーで審判も敵、よく1−0で勝ったなあ。


サッカーの後、NHKのBSで洋画「タクシードライバー」を観てしまった。
ロバート・デ・ニーロ主演の作品である。
多分5回は観ている。



朝、起きると真夏を思わせるいい天気。
南千住の祭りに行く。
日光街道沿いにある「すさのお神社」の天王祭りである。


狭い境内は屋台でいっぱい。
若い家族ずれが多い。



可愛い女の子が金魚すくいをやっている。
別の金魚すくいには、中にミドリガメやオタマジャクシがいる。



お祭りの定番の射的がある。
めいっぱい手を伸ばして打ってもなかなか倒れない。
景品が糊づけされている?



奉納太鼓が始まる。
缶ビールと唐揚げを食べながら見物。
お腹に響く重低音!


奉納太鼓が終わると神社にお供えしたものを、おさがりで配ると言う。
列に並んだ。
配られたのは胡瓜だった。
胡瓜の断面がご神紋に似ているから食べるのは畏れ多い。
だからお供えした後に食べなさい、という風習。



街にお神輿がない。
消防署のオニイサンに聞いたら「今、昼ですから午後1時過ぎ」と教えてくれた。


この暑さで汗をかく。
そこで銭湯「新柳湯」に行く。
銭湯の前にマキがうず高く積まれている。


入り口で450円を払って入場。
「貸しタオルある?」と聞いたら「そこのを持っていって」と主人。
ロッカー番号は22番。


先客は2人。
背中に入れ墨の青年と中年オジサン。
お湯に入ろうとしたら凄く熱い!
「熱いですね」とオジサンのほうを見ると「水道で薄めて」と教えてくれた。


いい気持で銭湯を出ると通りにお神輿。
三社祭りのお神輿とはちょっと違う。
ピーピーという笛に合わせてわざと左右に大きく揺らす。
これが面白い。




コツ通り沿いに居酒屋があった。
祭りなので昼から開けているようだ。
そうそうコツ通りの由来は、この周辺は昔の刑場あとで掘ると骨が出てくるからだ。
不気味な名前だ。


小上がりに4人(うち女性1人)の客。
祭りの半纏を着ている。
カウンターに座り「生ビールと冷奴」と注文。


すると気の弱そうな亭主が冷蔵庫を開けて「これは昨日の豆腐なのでやめましょう」と言う。
ママが「すみません、今日は祭りなのでこれだけす」とカウンターの赤飯おにぎりと手羽、枝豆を指さす。


ママに聞いたら、祭りのクライマックスは夕方5時過ぎだそうだ。
それまで待てない。


外に出るとまたお神輿。
粋な鉢巻をした女性達がいた。



3時過ぎには地元に戻る。
神社の中を通るとカラスがいた。
高い木の上から落ちた雛。


だれかが水を置いてくれたようだ。
そばに寄ったら木の上から親ガラスがギャーギャーと威嚇する。



夕方、ムックの散歩で用水公園。
カルガモの親子が泳いでいた。
可愛い雛は5羽。
2日前まで雛は7羽いたそうだ。
カラスにやられた?