すさのお神社
昨晩は零時からサッカーを見てしまった。
冷や冷やハラハラして終わりまでTVの前。
いい場面は、前半の岡崎の体を張った1点だけ。
4−0で勝ったその前の2戦で見せた小気味いいパス回しはなかった。
アウエーで審判も敵、よく1−0で勝ったなあ。
サッカーの後、NHKのBSで洋画「タクシードライバー」を観てしまった。
ロバート・デ・ニーロ主演の作品である。
多分5回は観ている。
朝、起きると真夏を思わせるいい天気。
南千住の祭りに行く。
日光街道沿いにある「すさのお神社」の天王祭りである。
狭い境内は屋台でいっぱい。
若い家族ずれが多い。
可愛い女の子が金魚すくいをやっている。
別の金魚すくいには、中にミドリガメやオタマジャクシがいる。
お祭りの定番の射的がある。
めいっぱい手を伸ばして打ってもなかなか倒れない。
景品が糊づけされている?
奉納太鼓が始まる。
缶ビールと唐揚げを食べながら見物。
お腹に響く重低音!
奉納太鼓が終わると神社にお供えしたものを、おさがりで配ると言う。
列に並んだ。
配られたのは胡瓜だった。
胡瓜の断面がご神紋に似ているから食べるのは畏れ多い。
だからお供えした後に食べなさい、という風習。
街にお神輿がない。
消防署のオニイサンに聞いたら「今、昼ですから午後1時過ぎ」と教えてくれた。
この暑さで汗をかく。
そこで銭湯「新柳湯」に行く。
銭湯の前にマキがうず高く積まれている。
入り口で450円を払って入場。
「貸しタオルある?」と聞いたら「そこのを持っていって」と主人。
ロッカー番号は22番。
先客は2人。
背中に入れ墨の青年と中年オジサン。
お湯に入ろうとしたら凄く熱い!
「熱いですね」とオジサンのほうを見ると「水道で薄めて」と教えてくれた。
いい気持で銭湯を出ると通りにお神輿。
三社祭りのお神輿とはちょっと違う。
ピーピーという笛に合わせてわざと左右に大きく揺らす。
これが面白い。
コツ通り沿いに居酒屋があった。
祭りなので昼から開けているようだ。
そうそうコツ通りの由来は、この周辺は昔の刑場あとで掘ると骨が出てくるからだ。
不気味な名前だ。
小上がりに4人(うち女性1人)の客。
祭りの半纏を着ている。
カウンターに座り「生ビールと冷奴」と注文。
すると気の弱そうな亭主が冷蔵庫を開けて「これは昨日の豆腐なのでやめましょう」と言う。
ママが「すみません、今日は祭りなのでこれだけす」とカウンターの赤飯おにぎりと手羽、枝豆を指さす。
ママに聞いたら、祭りのクライマックスは夕方5時過ぎだそうだ。
それまで待てない。
3時過ぎには地元に戻る。
神社の中を通るとカラスがいた。
高い木の上から落ちた雛。
だれかが水を置いてくれたようだ。
そばに寄ったら木の上から親ガラスがギャーギャーと威嚇する。
夕方、ムックの散歩で用水公園。
カルガモの親子が泳いでいた。
可愛い雛は5羽。
2日前まで雛は7羽いたそうだ。
カラスにやられた?