母の日のサクランボ

osyousan2009-05-07


久しぶりの出勤。
買ったばかりのグリーンのネクタイをつけ、歩いて駅まで向かう。
武蔵野線に乗り南浦和まで行くと京浜東北線が混乱していた。


ゴールデンウィーク明けでブルーな気持ちの通勤客、「何で今日に限って」という顔。
「車両が各駅で待機しております、大宮方面の方は武蔵浦和埼京線にお乗換かえください」という。
これじゃしばらく駄目だなと思いつつホームで待つ。


すると20分くらいで電車が来た。
駅員の言うことを真に受けて埼京線に乗った人、かえって遅刻したかも。
職場に着いたのは9時5分過ぎ。


昼食はボスと蕎麦屋
女将が私を見て「今日はどうしましょう?」と聞く。
私は「普通盛りそば」と答える。


ボスは当然大盛りそばである。


ボスと話しながら蕎麦を食べる。
ボスの口元に蕎麦の食べかすがついている。
それが気になる。


食べ終わっても口についていたら教えてあげよう、と思っていた。
しかし、気がついて自分でとった。
私の場合は気がつかないかも知れない。


食後、一人で本屋に行く。
ここで中村天風のことを宇野千代が書いた「中村天風の生きる手本」を買う。
これで今、同時に読んでいる本は3冊になった。


長兄からもらった田中森一「しゃあないヤツら」、山本一力「あかね空」。


この本を枕もと、トイレ、通勤の車中と分けて読んでいる。
読む速度が遅い?


帰り、雨が降ってきた。
折りたたみ傘を出す。
傘が小さくて雨が体に当たる。


伊勢丹裏にあるパチンコ屋の解体工事が始まった。
ショベルカーが建物の中に入り屋を壊している。
いったい何に変身するのだろう?


南越谷駅からバス。


珍しくステップのまん前の席に座れた。
すると娘が乗ってきた、声を掛ける間もなく一番前に行く。


バス停で降りると手を叩いて私の存在を教えた。
父娘揃ってのご帰還である。


夕食を終えてTVを見ていると宅急便が来た。
ムックが吠えるのですぐわかる。


届いたのはサクランボ。
娘夫婦からママに「母の日」のプレゼント。
宝石のような輝き。


それから1時間ぐらいすると婿殿のお母さんから電話。
あちらにもサクランボが届いたようだ。


フラッシュで目がサクランボのように赤くなるムックだが、横を向いた。